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【K-1】皇治、卜部に更なる毒舌も裏には大阪愛

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2018/01/18(木)UP

卜部について「チャンピオンやった時は、何を言われてもチャンピオンやったろうけど、今はもうなんでもない、ただのヒロヤン」と「相手にしていない」姿勢の皇治

 3月21日(水・祝)さいたまスーパーアリーナ・メインアリーナにて開催される『K-1 WORLD GP 2018 JAPAN ~K’FESTA.1~』のスーパーファイトで卜部弘嵩(K-1 GYM SAGAMI-ONE KREST)と対戦する皇治(TEAM ONE)のコメントが主催者を通じて届いた。

 12月28日の公開記者会見では、皇治は「ヘッドギアの代わりにこれを着けろ」とヘルメットを持参。怒り心頭の卜部と乱闘寸前になるなど一触即発の事態になった。

 元K-1王者の卜部との対戦だが、皇治は「もう遅い」と一蹴。

「(会見の時には)あんまり言うとかわいそうやな思て言わんかったけど、正直今では俺の方が人気あるやろうし、俺の方が客呼ぶし、俺の方が注目されてるし」と、あれでも本音をセーブしていたと告白。

「あいつはもうずっと、過去の強かった時のことばっかり言うてるから。俺からしたら過去なんか関係あれへんし『はいはい、過去の栄光に浸っとけ』って感じですよ。ただまぁ、試合が決まった以上は、調子こいてる28歳と終わってる28歳の差を見せてやろうと思ってます」と試合でトドメを刺すと宣言。
 

今回も卜部(左)を挑発し、乱闘寸前の騒ぎを起こした皇治(右)

「過去のことをずっと語っとる」卜部に対して、自分は未来を見据えているという皇治。
 
「ほんまに関西からこっちに出てくるのにすっげえ苦労したし、K-1出るまでにすっげえ時間かかった」と自分も過去を振り返りつつも、「俺はそういう厳しい想いを関西の若い子たちにはしてほしくない。だからちょっとでも俺が出しゃばって、人気が出てK-1を大阪に持って帰ってこれたら、大阪の選手も一杯K-1に出れるやろうし」と夢を語る。

「関西にはええ試合してる強い子が一杯おるんですよ。特に小学生とか中学生とかで。そうやって『夢はK-1に出ること』って言って頑張っている子たちがいて、そこに行くまでの道がないんやったら、俺がK-1を大阪に持って帰ってくるわ」といつものおちゃらけからは一転、熱く語る。

 とはいえ「まずヒロヤン(卜部)に関してはお前が俺に感謝しろと。完全にもうヘタレとんのに俺とできることで、また皆に見てもらえるんやから感謝せぇと」と対戦相手への毒舌は変わらない。

昨年9月のK-1では島野(左)から3度のダウンを奪うも仕留めきれず判定勝ちとなった皇治(右)

「俺の目標というか、次に俺がやることはたけぽん(武尊)とやることっすね。ヒロヤンはたけぽんの兄貴分みたいな感じやから、ヒロヤンをさくっと倒してたけぽん引きずり出したろって思っています」と軽いノリで王座狙いを宣言。

 皇治のここ3戦の勝利はすべて判定勝ちだが「”KOエンペラー”とかいう倒してなんぼみたいなハードル高いニックネームつけられてもて困っとるんやけど、その通りに次は久々に倒そうかなと」とKO宣言。「ヒロヤンやったら勝手に倒れてくれるやろなって。まあ皆んな、ファンもアンチも最高に騒いで最高のK-1を楽しみにしてて」と相変わらずの挑発で締めた。

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