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"ブッカーK"としてPRIDEやK-1に多くの外国人強豪選手たちをブッキング、 ヴァンダレイ・シウバを始めとして未知の強豪たちを発掘してきた川崎浩市が、独自の視点で格闘技界・選手たちの裏話を綴っていくコラム。

【連載】ブッカーKの格闘技の裏側 第6回 ビッグ・ジョン・マッカーシーはPRIDEのリングに上がる事になっていた

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▲UFC初期からのレフェリーとして有名なビッグ・ジョン・マッカーシー (C)ゴング格闘技/松山郷


■ビッグ・ジョン、PRIDE参戦の一度きりの交渉

 UFCの初期からレフェリーを勤めて来た、あのビッグ・ジョンことジョン・マッカーシーの奥さんはSEG運営時代のUFCでは選手の渡航手配の担当をしていた。

 私が『UFC.26』に高瀬大樹をブッキングした時、航空手配等の件で連絡を取ることになり知り合うこととなったのだが、それから数カ月経ったある日、奥さんからジョンの事で相談があると連絡が来た。

 レフェリーの件かと思ったら、ジョンが試合をしたいとの事だった。元々ロス市警でポリス・オフィサーとして勤務し、ロス市警では戦術やセルフディフェンスのインストラクターを勤め、UFCでレフェリーを行う様になってからはMMAで試合が出来る様に練習をしているとのことだった。

 ちょっとビックリしたのだが、PRIDEを運営していたDSEの榊原氏に話すと興味が有るとの事だったので、話を進めてみた。だが、ビッグ・ジョンの要求するファイトマネーが思った以上に高く、ハッキリとその金額は無理だと話し、レフェリーの話が出来るならまたいつか話そうと言って、ビッグ・ジョンのPRIDE参戦の話は一度きりの交渉で終わった。
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ブッカーKの格闘技の裏側 第6回 内容
■ビッグ・ジョン、PRIDE参戦の一度きりの交渉
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■ビッグ・ジョンはPRIDE移籍にサインをした

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