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【M-FIGHT(夜の部)】一戸奮闘も日本人初の快挙ならず

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2013/11/17(日)UP

▲何度も一戸(左)を首相撲に捕え、ヒザを突き刺したルンペット(右)

ウィラサクレック・フェアテックス
「M-FIGHT SUK WEERASAKRECK IV Part.2」(夜の部)
2013年11月17日(日)東京・ディファ有明

▼メインイベント(第9試合) ルンピニースタジアム認定スーパーバンタム級タイトルマッチ 3分5R
○ルンペット・ガイヤーンハーダオ(タイ/ルンピニースタジアム認定スーパーバンタム級王者)
判定3-0 ※50-47、49-47、50-47
●一戸総太(WSRフェアテックス三ノ輪/WPMF世界スーパーバンタム級王者/挑戦者)
※ルンペットが王座防衛に成功。

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 ムエタイの世界最高峰であるタイの二大殿堂ルンピニースタジアムとラジャダムナンスタジアム。ラジャダムナンが認定するタイトル戦はこれまで日本で何度も行われてきたが、ルンピニー認定王座に日本人が挑戦するのは史上初である(ムエタイ500年の歴史上タイ人以外ではフランス人が2名王座に就いたのみ)。この歴史的一戦に挑むのは一戸。王者ルンペットに挑戦する。

 一戸は強いローキックとパンチを武器とする攻撃力のある選手。ルンペットはしつこい首相撲からのヒザ蹴りを得意とする、日本人が最も苦手とするタイプの選手。日本人初のルンピニー王者誕生に期待がかかった。

 1R、強い右ローを蹴る一戸に対し、最初は前蹴りで対処していたルンペット。中盤になるとどんどん前へ出て一戸を首相撲で捕まえにかかる。一戸は捕まれないために下がり、捕まれると突き放そうとするが、ルンペットはしつこく組んできてヒザ蹴りを入れる。

 2R、前に出て組んでくるルンペットに一戸はヒジ、パンチを入れるが、ルンペットは構わず組んでヒザ蹴りに持ち込む。3Rは一戸がローを連発、ルンペットはどんどん前に出て首相撲に持ち込んでのヒザ、ヒジ。一戸もヒジで応戦するが、一方的に組まれてヒザをもらっているため、ムエタイの採点基準では「一戸は為す術なし」と判断される。

 4Rも前に出るルンペットに対して下がる一戸。ルンペットはミドルを放ち、接近して首相撲からのヒザを繰り返す。
一戸は組み際にヒジを入れるが、ルンペットに組まれると抱きついてしまうため、ムエタイの採点基準では「首相撲の攻防から逃げている」と判断され、マイナスポイントだ。

 5R、もはや勝つためには倒すしかない一戸がパンチで前へ出るが、やはりルンペットの首相撲に捕まる。ミドルから首相撲で一戸の動きを封じるルンペット。一戸に逆転の
一発を許さず、50-47、49-47、50-47と差をつけて防衛に成功した。

 一戸は「相手が凄く強かった。現段階の自分の限界です。全部出しました」と完敗を認め、「ルンピニー王座が自分の最終目標ですから、もし獲ったら目標がなくなってしまう。目標を失うことはなかった。まだ続くんだな、と思いました」と、諦めずにルンピニー王座を目標に戦っていくことを誓った。

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▲パンチか?バッティングか?センチャイが逆転KO勝ち

▼第8試合 WPMF日本ルール 56kg契約 3分5R
○センチャイ・ソーターンティップ(タイ)
TKO 2R2分6秒
●鷹大(WSRフェアテックス蕨/WPMF日本スーパーバンタム級王者)

 9月大会でWPMF日本スーパーバンタム級王者となった鷹大が、18歳のムエタイ戦士を迎え撃っての王者第一戦。

 1R、ひたすら左フックを振ってくるセンチャイに、鷹大は左右ローキック。センチャイはパンチ一辺倒の攻撃。2R、鷹大は左右フックと左右ローで攻め、左フックを打ち込むとセンチャイはスローモーションのようにゆっくりとダウン。

 これは勝負あったかと思われたが、センチャイはスクッと立ち上がると猛然と打ち合いに行く。この打ち合いでも鷹大が有利だったが、ヒジに行ったところで鷹大がバッタリと倒れる。右ショートパンチか、バッティングのようにも見えたが、センチャイが逆転TKO勝利を飾った。


▲始まってすぐにローを効かせたLittle Tiger(左)がハイキックでTKO勝ち

▼第7試合 WPMF日本ルール ピン級 2分5R
○Little Tiger(WSRフェアテックス三ノ輪/Team Tiger/WPM
F世界ピン級王者)
TKO 1R45秒 ※左ハイキック
●ペッワリー・モー・クルンテープトンブリー(タイ)

 1Rの序盤からTigerは左ローを強く蹴り、左ハイキックでダウンを奪う。ローをカット出来ないペッワリーは左ローからの左ハイキックをもらい、再びダウン。Tigerが秒殺KO勝ちした。


▼第11試合 WPMF日本ルール ライト級 3分3R
○池上大将(WSRフェアテックス蕨)
TKO 2R2分40秒 ※右ストレート
●RYOTA(錬成塾)

▼第10試合 WMCランキング戦 ライト級 3分5R
○TAKEYUKI(WSRフェアテックス三ノ輪/WBKF世界ライト級王者)
TKO 2R2分40秒 ※右フック
●ナムティップ・ペッジャオパヤー(タイ)

▼第6試合 WPMF日本フライ級次期挑戦者決定戦 3分3R延長1R
○隼也ウィラサクレック(WSRフェアテックス三ノ輪/WPMF日本フライ級5位)
判定3-0 ※29-28、30-29、30-27
●古田恭人(はまっこムエタイジム/WPMF日本フライ級1位)

▼第5試合 WPMF日本スーパーフライ級次期挑戦者決定トーナメント準決勝 3分3R延長1R
○薩摩3373(TARGET/WPMF日本スーパーフライ級3位)
判定3-0 ※30-28、30-28、30-29
●ハリィ永田(はまっこムエタイジム/WPMF日本スーパーフライ級2位)
※ハリィが計量をクリアできなかったため、薩摩が決勝へ進出。

▼第4試合 WPMF日本ルール スーパーバンタム級 3分3R
○KOUMA(WSRフェアテックス荒川)
判定2-1 ※30-29、29-28、29-30
●大釜広路(FLAT-UP/WPMF日本スーパーバンタム級8位)

▼第3試合 WPMF日本ルール 51.75kg契約 3分3R
○ウバイ(WSRフェアテックス西川口/WPMF日本バンタム級10位)
判定3-0 ※30-29、29-28、29-28
●奥脇一哉(はまっこムエタイジム)

▼第2試合 WPMF日本ルール スーパーフェザー級 3分3R
○栗秋祥悟(修闘館)
TKO 2R1分1秒 ※左フック
●ANDI SIN(WSRフェアテックス西川口)

▼第1試合 WPMF日本ジュニア50kg級王座決定戦 2分3R
○森永竜樹(WSRフェアテックス九州/WPMF日本ジュニア50kg級2位)
判定3-0 ※三者とも30-29
●匡平(新格闘術吉田道場/WPMF日本ジュニア50kg級1位)

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