昨年は「シュートボクシング Girls S-cup2009」で優勝し、一気に躍進のきっかけを掴んだRENA（及川道場）。凱旋試合となった藤野恵実戦ではTKO勝利を収め、SB女子部門の エースとしての強さを見せ付けた。2月13日（土）東京・後楽園ホールで開催されるシュートボクシング（SB）協会『SHOOT BOXING 25TH ANNIVERSARY SERIES開幕戦 維新-ISHIN-其の壱』ではオーストラリアからの刺客と対戦が決定。今年開催予定のGirls S-cup世界大会制覇に向けてRENAは驀進するのみ。（2010年2月10日UP）

■「自分なりに練習環境を作るのも実力のうち」

――昨年はGirls S-cupで優勝し、一気に注目が集まりましたね。大阪では取材が殺到ですか？

「殺到とかそんなことはないですけど、ラジオとかテレビとかの取材をたまにして頂いてます。でも私が女子高生と言われるのは3月までですしね、賞味期限が切れる前に、乗れるだけ乗ってやろうと思います（笑）」

――卒業したら大学に進学ですか？

「いや、進学や就職したら練習時間がなくなってしまうと思うんですよ。自分なりに練習環境を作るのも実力のうちだと思うんです。親のすねをかじれるうちはかじらせてもらって、稼げるようになったら楽させてあげようと思っています」

――バイトと練習の両立はきつくないですか？　辛いときにはどのようなモチベーションで気持ちを盛り上げているのですか？

「道場に行くまでがシンドイんですけど、みんなと一緒に練習したりしてると自然と辛い気持ちはなくなります」

――及川道場ではちびっ子にも指導していましたが、次世代のRENAはいますか？

「いますよ～！強い女の子が2人いますし、中学生で色々な大会で優勝してる男の子もいます。みんなイケメンですしね。及川道場の次世代の子たちは凄いですよ！」

――12月18日のシュートボクシングでの凱旋試合を振り返ってもらいたいと思います。

「一発一発を重くして倒す意識をしていました。色々な積み重ねの成果が出たと思います。ナックルで当たっていた感触もありましたし」

――藤野恵美選手が鼻血を出してしまい、TKO勝利でしたね。

「1R終わった時点で先生から『鼻が折れてるわ～』と言われて ・・・

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