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 5月9日(日)東京・後楽園ホールで行われるニュージャパンキックボクシング連盟主催『熱風 零伍』のNJKFフェザー級王座決定トーナメント準決勝で心センチャイジム(センチャイムエタイ)と対戦する米田貴志(OGUNI)。2009年1月の前田尚紀戦、同年7月のアトム山田戦と二連敗を喫し、約10カ月ぶりの試合を迎える。再起を懸けて、新しいことに着手していた米田が見せる姿とは!?(2010年5月7日UP)

■まさかの二連敗。空白の10カ月間には何があったのか。

――2009年7月26日のアトム山田戦以来、約10カ月ぶりの試合となります。こんなに試合の間隔が空いたのはどうしてですか?

「体を作り直そうと思って、これだけ時間が空きました」

――昨年1月の前田尚紀戦に続いて二連敗ということもあり、心配していたファンはいたと思います。

「そうですね。自分の中では何もなかったんですけど、ケガがあったのでそっちの方が大きかったですね。みんな故障しているものなので、ケガの故障箇所は言えないですけどそれは言い訳にはなりません」

――二連敗のショックはありませんでしたか?

「今考えるとその時は凄く結構落ち込んでいたんですけど、あんまりクヨクヨしないタイプなので次に頑張ろうと思いました。でも立ち直るのに一番時間がかかりましたよ(苦笑)。体を少しずつ動かしていたんですけど、1カ月はジムに行きませんでした。ジムの近くに家があるんですが、ジムの近くをずっと走っていて行きませんでした」

――スランプは感じています?

「それほどは感じてないですけど、変な流れで試合したのかなと思いますね。一つ階級を上げたら違うものだと思わずに、そのまんまの勢いでやっていたかもしれないです。過信というか、何かイケる自信があったんですよね」

――ジムで練習を再開しようと思ったきっかけは何でしたか?

「仲間からのメールや電話ですね。『何やっているの?』と言われて、それが一番大きかったですね」 ・・・

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