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 11月14日(日)東京・ディファ有明にて開催されるM-1 MC『M-1 FAIRTEX SINGHA BEERムエタイチャレンジ NAI KANOMTOMvol.4』のWPMF日本ウエルター級王座決定トーナメント準決勝で、“キック界の燃える闘魂”板倉直人(スクランブル渋谷)と対戦す る渡部。前回の準々決勝では元ラジャダムナンランカーの島一生を左ハイキック一撃で倒すTKO勝ちを見せた。念願のベルト獲得まであと2つ。藤原ジムの次 期エースに直撃した。(2010年11月12日up)

PROFILE
渡部太基
(わたべ・だいき)
1987年12月12日、東京都出身
身長174cm
2006年3月19日、全日本キック後楽園大会の野間一暢戦でデビュー
2009年8月9日、はまっこムエタイ興行で格上のダイスケ・ルークハマッコから判定勝ち
2010年1月4日、Krush.5で笹谷淳から判定勝ち
2010年9月23日、「REBELS.4」のWPMF日本ウェルター級王座決定トーナメント準々決勝で島一生からTKO勝ち
戦績:17戦9勝(5KO)7敗1分
藤原ジム所属


■藤原ジム生とは思えない意外な過去の持ち主。キックをやる前は……

――現在のコンディションはいかがですか?

「良くもなく悪くもなく普通ですね」

――藤原ジムの練習というと、キックボクシングジムの中でも特に厳しいイメージがあります。

「そうですね。でもプロとして自覚しているので一生懸命にやっています」

――左目には青タンが出来ています。

「はい。スパーリングでやってしまいました。清水(武)君とやっていたらお互いに熱くなってしまい、激しくなってしまいました。こういうのは、よくあることです」

――藤原ジムでは、山本真弘選手、前田尚紀選手のベテラン勢の活躍はもちろん、森井洋介選手、渡部太基選手、鈴木真治選手といった若手選手の活躍も目立っていますよね。若手勢はやはりライバル意識が強いのでしょうか。

「階級は違いますけど、スパー中は『負けられねぇ』と思ってしまいますね。試合内容でもそう思ってしまいますし、ジムに来てからはライバルだと意識してやっています」

――そもそも藤原ジムには、どうして入られたんですか?

「高校の先生に紹介されて藤原ジムに入ることになったんです」

――高校の先生に!? それはなぜですか?

「高校のときに僕は問題児でした(笑)。『そんなに喧嘩が好きなら退学か、キックのジムに通いなさい』と担任の先生に言われたんです」

――それは凄い選択ですね。

「それで退学は嫌だし、親に迷惑かけるぐらいならキックをやろうかと思って始めたら、キックにハマってしまいました」

――どんな問題児だったんですか? 喧嘩は売るタイプ? それとも買うタイプ?

「その時の気分ですね(笑)。暴走族にも入っていたことがありました」

――礼儀正しい藤原ジム生のイメージが強いので想像が付きません。具体的にキックのどういうところにハマりましたか?

「最初、藤原ジムにはナメた感じで行ったんです。そうした ら先輩たちにボコボコにされてしまって、『あれ? こんなはずじゃないのに』みたいな(笑)。ミットを持ってくれている人に『プロなんスか?』と聞いたり してました。『一応……』なんて言われて、後日、格闘技雑誌を見たらその人が載っていて ・・・

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