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 4月22日 (金)東京・後楽園ホールで開催される『東日本大震災チャリティー興行 10th Anniversary DEEP 53 IMPACT』にて中尾受太郎と対戦する北岡。昨年10月の弘中邦佳戦を最後に試合から遠ざかっていたが、4年ぶりの参戦となるDEEPで復帰を果たす。 北岡に復帰戦を前にした心境、そして試合への取り組みを聞いた。(2011年4月19日up)

PROFILE
北岡悟
(きたおか・さとる)
1980年2月4日、奈良県出身
柔道・柔術のバックボーンを持ち、2000年10月にパンクラスでプロデビュー
カート・ペレグリーノ、カーロス・コンディット、ポール・デイリーといった
海外の強豪選手から一本勝ちを収める
2008年より戦極に参戦、同年のライト級GPでクレイ・フレンチ、光岡映二、横田一則を下して優勝を果たす
2009年1月4日、戦極ライト級チャンピオンシップで五味隆典をアキレス腱固めで下し、初代王者となる
同年8月2日、初防衛戦で廣田瑞人に敗れて、王座から陥落
2010年6月5日、約1年ぶりのパンクラス参戦でジョージ・ホドリゲスに判定勝利
同年10月3日、弘中邦佳にフロントチョークで一本勝ちする
身長168cm、試合体重70kg
総合戦績:46戦27勝10敗9分
初代戦極ライト級王者
LOTUS所属

■試合に向けたハードな追い込み、北岡式調整法とは?

ーー約半年ぶりの試合がDEEPに決まり、周りの反応はいかがでした?

「関係者や周りの人たちからは、ようやく試合が決まって良かったねという反応が多かったですね。『俺 はどれだけ心配されてるんだ』って複雑な気持ちにもなりましたけど(苦笑)。ファンの方たちの反応も、とりあえず試合をしてくれることがうれしいという感 じでした。色々と試合の話もあった中で、最終的に4月のDEEPに決まって、それですっきりしたんだと思います」

ーー正式に試合が決まってからは練習にも気持ちが入りました?

「はい、試合が発表されてからの2週間はやり込みましたよ。去年の年末も試合があるつもりでやっていたし、アメリカに行く前後もかなり練習はしていたんですよ。でも試合が決まったことで、そうなるだろうとは思っていましたが、さらにもう一段ちゃんとギアが入りましたよね」

ーーご自身のブログでも「休日は時間が過ぎるのが早い」と書かれていて、それだけしんどい一週間を過ごしているんだろうなと思いました。

「やっぱり試合があることの意味が分かりますよね。僕はこれ(格闘技)しかやっていないし、家庭があるわけでもないので、今しか出来ないこととはまさにこのことだなって。本当に自分のためだけに時間を使っています」

ーー会見の後にはサムライTVのスタッフと煽りVTR撮影のスケジュールを調整したり、佐伯繁DEEP代表と公開練習の打ち合わせもしていましたが、北岡選手は試合前の行事はあまり気にならないタイプですか?

「いやあ、そういうわけじゃないですよ。でもこれが僕の仕事でもあるわけじゃないですか。僕はシンプルさを求めつつも ・・・

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