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 7月18日(月・祝)東京・後楽園ホールで行わ れる『SHOOTOR’S LEGACY 03』にて弘中邦佳と世界ウェルター級王座決定戦で対戦する朴。一時は修斗から離れて様々な舞台を経験して朴だが、2009年に修斗に戻ってきてからは、 修斗での戦いを続けてきた。修斗=自分にとってやる価値のある競技という朴に世界タイトルへの想いを聞いた。(2011年7月16日UP)

PROFILE
朴光哲
(ぼく・こうてつ)
1977年5月27日、静岡県出身
身長175cm、試合体重70kg
2001年11月26日、修斗でプロデビュー
2005年1月29日、雷暗暴に勝利し、初代環太平洋ウェルター級王座に就く
2006年9月7日、HERO’Sに初参戦し、エルミス・フランカに判定勝利
2007年12月1日、アルトゥール・ウマハノフに判定で敗れ、ケージフォースライト級王座獲得ならず
2008年3月15日、DREAMライト級GP一回戦でヨアキム・ハンセンに判定負け
2009年9月22日、環太平洋ウェルター級チャンピオンシップで遠藤雄介に一本負け
しかしその後は坂口征夫、トニー・ハービー、児山佳宏、田村ヒビキを下して4連勝中
修斗世界ウェルター級1位
初代修斗環太平洋ウェルター級王者
総合戦績:26戦18勝6敗2分
KRAZY BEE所属

■朴流のトレーニング方法、弘中へのリスペクトを語る

ーー試合まで残り1週間ですが、スパーリングはいつまで続ける予定ですか?(取材日は7月12日)

「ちょうど今日までですね。スパーは今日で上がって、残りの時間で体調を整えます」

ーー現時点での体調やコンディションはいかがですか?

「ばっちりです。自分はいつも新しいこと尽くめで、試合の時々で調整法が変わったり、変わらなかったりするんですけど。ただ今回の相手はミスターフィジカルみたいな選手なんで(笑)、減量やフィジカルじゃなくて、それ以外のことに重きを置いて練習しています」

ーー朴選手はKRAZY BEEでの練習が主で、色んな練習場所を転々とするタイプではないですよね。やはり自分のジムでしっかり練習する方がいいと考えているんですか?

「それは他所のジムに行った時の自分のポジションじゃないですか。他所でも自分のペースでやれる選手だっ たら、いい練習が出来るだろうし、遠慮がちの選手だったら、いい練習にはならないでしょう。出稽古だから練習させてもらっているジムのやり方に合わせるの はもちろんなんですけど、そこでどれだけ自分の色を出せるかですよね。だから自分はたまに出稽古に行くのはいいことだと思ってますよ」

ーーインタビュー前に練習を見させていただいたのですが、朴選手はオープンフィンガーグローブ(OFG)でミット打ちをやるんですね。

「総合格闘技はOFGでやるものだから(笑)」

ーー確かに(笑)。でも拳を痛めるという理由でパンチンググローブでミット打ちをやる選手の方が多いと思います。

「殴り方を分かっていない人がOFGでやると怪我をしちゃうと思いますけど、ちゃんと殴り方を編み出しちゃえば、OFGでミット打ちをやった方が実戦的ですよ」

ーーでは朴選手オリジナルのOFGでの殴り方があるんですね。

「実は2年前くらいに編み出しました」

ーー言える範囲で構いませんが、どういったことを意識して練習に取り組んできたんですか?

「スパーリングでの自分の立ち位置、ポジション取り。それを早い時期から目的意識を高めてやってきましたね」

ーー対戦相手の弘中選手とは過去に練習していたことがあるそうですね。

「はい。秋山成勲さんのジムで顔を合わせたこともあったし、一度、自分がケージフォースに出ていた頃に弘中さんのジムで練習させてもらったこともあります。その時はムチャクチャにやられましたけど(苦笑)」

ーー当時のインタビューで、朴選手が弘中選手とのスパーリングを「業務用冷蔵庫に押し込められたみたいにやられた」と振り返っていたのが印象的でした。

「4月のTDC大会で(堀口)恭司と弘中さんが同じ控え室で、弘中さんの体つきを間近で見たんですけど、相変わらず業務用冷蔵庫みたいな体してましたよ(笑)」

ーー朴選手と弘中選手は階級も違って、弘中選手がライト級に落としてからも試合をする舞台が別だったので、なかなか戦う機会がなかったと思います。朴選手は弘中選手のことをどう見ていたんですか?

「自分と弘中さんはアマチュアで同期なんですけど、当時から ・・・

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