TOP > インタビュー 一覧

 

20120307_ishioka_saori_011

 3月11日(日)東京・ディファ有明で開催される『PANCRASE 2012 PROGRESS TOUR』で、引退試合を行うWINDY智美(パンクラスism)の最後の相手として指名された石岡。現在、禅道会総本部のある長野に拠点を移した石岡は、今回の指名に何を想うのか? そして、長野にいる理由とは?(2012年3月7日UP)

PROFILE
石岡沙織
(いしおか・さおり)
1987年9月13日、広島県出身
身長156cm、体重51kg
2007年3月11日、スマックガールでプロデビュー
同年9月2日、リアルファイティング空手道選手権女子52kg以下級で優勝
2009年5月16日、ジュエルスでシュートボクシングルールに初挑戦して勝利
同年7月11日、藤井惠と対戦して敗れる
同年8月23日、シュートボクシングの『Girls S-cup』に出場して準決勝へ進出
2007・2009・2010年リアルファイティング空手道選手権女子52kg以下級で優勝
2011年7月9日、女子総合のレジェンド辻結花と対戦して判定負け
“サオリスト”と呼ばれる熱狂的ファンを多く持つ
戦績:11勝7敗
空手道禅道会小金井道場所属/ジュエルス

■“病院送りにする”ですか?私が病院へお見舞いに行きます

ーーWINDY智美選手の引退試合の相手として指名を受けて、どんなお気持ちでしたか?

「正直な気持ちは、最後の相手が私でいいのかな? というのが率直な感想です。試合をしたことがないし、練習もあまりしたことがなかったので、これまで接点がほとんどなかったですからね。WINDYさんが引退すると聞いた時は、辻(結花)さんとか藤井(惠)さんといった昔からやっている人たちや、以前にやったことがある選手が相手になるのかなって思っていました」

ーー実際にお話をいただいた時はどう思いましたか?

「いやあ、凄く迷いました。前回が辻さんとの試合だったので、今度はWINDYさんか……と」

ーーレジェンドファイターとの連戦になりますからね。WINDY選手にはどんな印象を持っていますか?

「ストライカーという印象ですね。怖いです」

ーーどこが一番怖いですか?

「顔?」

ーー言っちゃいましたね!

「いや、変な意味じゃないですよ(笑)。気持ちの強さとかが全部顔に出ているじゃないですか。それが怖いです」

ーーしかし、ストライカーだったら禅道会の中で練習相手に事欠かないのでは?

「そうですけれど、キック系はまた違うと思うので」

ーー石岡選手はストライカーとグラップラーだったら、どっちがやりやすいですか?

「うーん……どっちもどっちです(笑)。どちらかと言えばストライカーの方がいいかなぁ」

ーー最近の石岡選手はパンチを磨いているようですから、ストライカーの方がいいのかと思っていました。

「打撃とか寝技とかにはこだわらず、自分が終始ペースを握って戦えれば勝てるんじゃないかなと思っています。何かにあまり固執するのはよくないと思います」

ーーもちろん、引退試合だからと言って相手に花を持たせるつもりはないですよね?

「当然です。申し訳ないですけれど、私も負けが続いているので(2011年2月25日のハム・ソヒ戦、7月9日の辻結花戦)。すいませんが、勝たせてもらいますという感じです」

ーーむしろ未練が残らないくらい叩きのめして引退させてあげたい、とか?

「そうですね。出来るなら、そうした方がいいと思っています。もし自分が引退するのなら、それくらいしてもらった方が気持ちよく引退できると思いますからね。逆に、勝って引退したいと思うのかな、とも考えますけれど」

ーーWINDY選手の一連のコメントはご存知ですか?

「“病院送りにする”ですか。見ました。でも、私が病院へ行くにしてもお見舞いですね」

ーーおおっ、試合後にWINDY選手のお見舞いに行くってことですね!

「そうは言っていませんよ(笑)。深く追求しないで下さい。あと、記者会見の映像も見ました」 ・・・

===================================
※この記事は会員専用です。会員登録すると続きが読めます。

会員登録会員の方はコチラ

===================================

  • 1
  • 2

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

TwitterでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!

こんな記事も読まれています

TOP > インタビュー 一覧