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 5月3日(木・祝)東京・後楽園ホールで行われる『Krush.18』のメインイベントで、初代Krush-63kg級王者・梶原龍児(チームドラゴン)とノンタイトルマッチで対戦するHIROYA。2連勝の梶原に対してHIROYAは2連敗中。“魔裟斗が認めた天才”と称されたHIROYAの逆襲はあるのか!?(2012 年5月1日UP)

PROFILE
HIROYA
(ひろや)
1992年1月6日、神奈川県出身
身長167cm 試合体重63kg
小学4年生でキックボクシングを始める
2007年2月5日、15歳でK-1に初出場して20歳の選手にTKO勝ち
同年4月、タイのハイスクールへ留学し、タイでムエタイ修行
2007年12月31日、第1回K-1甲子園で準優勝
2008年12月31日、第2回K-1甲子園で優勝
2009年12月31日、第3回K-1甲子園で第3位入賞
2011年6月25日、K-1 WORLD MAX 2011 -63kg Japan Tournament FINAL一回戦で前年王者の大和哲也と対戦し、判定で惜敗
同年12月9日、Krush YOUTH GP 2011 -63kg Supernova Tournament準決勝敗退
戦績:16勝(7KO)5敗
Try Hard Gym所属

■今回の試合でチャンピオンのレベルにいることを証明したい

ーー梶原選手との試合が決まった時はどんなお気持ちでしたか?

「僕は元々どんな強い選手とでもやりたいと言っていたんですが、いま2連敗中の僕がまさかチャンピオンの梶原選手とやらせてもらえるとは思っていなかったので、率直な感想としては嬉しかったです。3連敗したらどうしよう……と少しは考えましたが、だからと言ってそれを怖がっていたら何も出来ません」

ーー3連敗したらどうしよう……という不安はよぎりますか?

「そういう時もありましたが、いま大事なことは、勝つこともそうですが強い選手とどんどんやって自分のレベルを上げていくことだと思います。梶原選手のような強い選手に勝つことが大事なのであって、弱い選手とやって勝ったところで何にもならないという考えがあります」

ーー勝てる選手と調整試合を行って、勝って弾みをつけるという考え方もありますが、それはやりたくない、と?

「はい。このタイミングで今回の梶原戦の話が来て、自分にとってつらい道ではあるだろうけれども、ここは乗り越えなければいけない壁だと思っています」

ーー2連敗(野杁正明、巨輝にそれぞれ判定負け)についてはどう思っていますか?

「本来なら積み上げていく反省的なものが足りなかったかな、と思います。なぜ負けたのかを自分の中でしっかり受け止めて、次の試合に挑んでいなかったというか」

ーー3月にタイへ練習に行ったのはそれが関係しているんですか?

「元々、ジム用具の仕入れで行くことになっていたんですが、このタイミングだったので、タイで自分がお世話になっていたトレーナーに練習を見てもらって、得られるものがあるかもしれないと思って行きました」

ーー収穫はありましたか?

「練習の内容やリズムは日本と全然違うんですけれど、タイ人の強さとは何かを考えながら練習すると昔の自分を思い出すし、学ぶことがありました」

ーーHIROYA選手のスタイルや、試合を行うルールはムエタイとは違いますが、なぜタイで練習する機会が多いんですか?

「僕がタイに留学していた頃からそうなんですが、僕がタイで見てもらっているトレーナーは元プロボクサーなんです。だから、ムエタイというよりはK-1ルールに合ったK-1のスタイルを教えてもらっていたんです。でも、パンチのテクニックにプラスしてムエタイのスタイルでも練習をしていました。いろいろミックスした形ですね」

ーーでは、首相撲やヒジ打ちの練習もしていたんですか?

「やりました。試合前はヒジの練習をしませんが、普段はやっていました。首相撲はいつもやっていましたよ」

ーー試合で使う場面はなくても、身に付けておきたいということですか?

「そうです。あと、首相撲をやるとインナーマッスルなど身体を強くするトレーニングのひとつなので、そのおかげで身体のブレがなくなったと実感しています」

ーーいま振り返ると、負けた2戦は自分に何が足りなかったと思いますか?

「いま振り返ってみると、勝ちたいという気持ちが足りなかったというか、自分の中にブレる何かがあったのかなと思います」

ーーその“何か”とは?

「多分、目標が見えなくなったからだと思います」 ・・・

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