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 6月2日(土)TOKYO DOME CITYホールにて開催される『RISE 88』に、約2年ぶりの参戦を果たす日菜太。かつてのRISEのエースが迎え撃つのは、あのアンディ・サワーの弟子でシュートボクシングでも活躍するヘンリー・オプスタイル(オランダ)だ。日菜太にはこの強敵に勝って、実現させたい野望がある…。(取材日:2012年5月26日)

PROFILE
日菜太
(ひなた)
本名:渡辺日菜太
1986年8月26日(25歳)、神奈川県出身
身長181.5cm、体重70kg
2005年6月19日、RISEディファ有明大会でプロデビュー
2008年7月4日、RISE初代王者決定戦で龍二を判定で下し、RISE-70kg初代王者に輝いた
2009年2月23日、K-1 WORLD MAX日本代表決定トーナメントに初参戦、前年王者の城戸康裕を破る
2010年3月27日、K-1 WORLD MAX日本代表決定トーナメントで山本優弥を破り第3位入賞
同年7月31日、RISE後楽園大会で2008年K-1 WORLD MAX世界トーナメント準優勝アルトゥール・キシェンコにKO勝利
同年9月18日、シュートボクシングルールでアンディ・サワーにチョークスリーパーで敗れる
2011年7月18日、IT’S SHOWTIME JAPANでジョルジオ・ペトロシアンに挑むも判定負け
同年1月28日、オランダで開催されたIT’S SHOWTIMEに出場、アンディ・リスティに1RでKO負け
2012年4月15日、REBELSで藤田ゼンを2RでTKOに破り、世界への再出撃を宣言
戦績:22勝(7KO)11敗1分
クロスポイント吉祥寺所属

■RISEでもKrushでもどこのリングでも上がる

ーー約2年ぶりのRISE参戦ですね。

「今年はどんどん試合をやりたいという希望があって、怪我もまったくしていないのでどこのリングでも戦います。元々、僕は試合をやりたい派なんですが、昨年はいろいろあって試合に出られないことがあったので、今年はチャンスがあればRISEでもKrushでもどこでも出てみようかなって思っています。いろんなリングで結果を出して、いろんな成果を残していきたいですね。上がるリングは特にこだわりはありません」

ーー久しぶりにRISEに出る気持ちはどうですか?

「僕の中では2年ぶりって聞いてビックリするくらいでした。そんなに久しぶりなんだって。でも、この前の記者会見(5月15日)に出席した時、もう僕が出ていた頃のRISEではないんだなって感じはしました」

ーーああ、選手の顔ぶれがだいぶ変わりましたからね。

「はい。昔からいるのが僕と裕樹さんくらいでした。小川コミッショナーにも『この中で生え抜きは日菜太と裕樹だけだね』と言われて、選手の入れ替わりを感じましたね」

ーー自分もトシをとったと思いました?

「思いました(笑)。僕もベテラン一歩手前なのかなって」

ーー対戦相手がイランのキックボクシング王者ヴァヒド・ロシャニから、アンディ・サワーの弟子ヘンリー・オプスタイルに変わったことについてはどう思っていますか?

「変わったことでモチベーションが上がりました。ロシャニよりも、サワーの弟分ということで試合をする意味があると思います」

ーー逆に、変わってよかった?

「そうですね。ロシャニに勝ったと言っても、“それは誰だ?”と言われてしまうじゃないですか。強いのにあまり知られていない選手なので。そういう意味ではサワーの弟分に勝った方が次につながりやすいと思います」

ーーオプスタイルの試合は見ましたか?

「映像で見ました。ワンツーとかパンチが綺麗に伸びてくる選手ですね。右のパンチを注意しようと思っています。ただ、今の僕はあのレベルの選手に負けてはいけないと思うので、絶対に白星を落とさないようにします」

ーーオプスタイルには、シュートボクシングで鈴木悟選手をマットに沈めた強烈なローキックがありますよ。

「その試合は見ていないんです。S-cupの2試合とショータイムに出た時の何試合かは見ました。SBで日本人とやった試合が見たいんですが、誰も用意してくれません(笑)。今からでも見たいので、誰か用意してくれませんかね?」

ーー“甘ったれるな!”と言われますよ。

「そうですかね(笑)。まあ、僕がやることは決まっているし、大丈夫です。しっかり準備も出来ています。自信を持って行きます」

ーーここで負けているようでは、もっと上を狙えないという気持ちもあるようですね。

「もちろんです」 ・・・

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