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 6月9日(土)・10日(日)大阪府立体育会館で開催される極真会館『第29回全日本ウェイト制空手道選手権大会』の中量級に出場する高橋。2年前の同大会で優勝し、史上初の高校生全日本チャンピオンとなって注目を集めたが、昨年の全世界大会出場は逃してしまった。来年の全世界ウェイト制大会を目指し、超新星は復活を遂げられるか!?(取材日:2012年6月1日)

PROFILE
高橋佑汰
(たかはし・ゆうた)
1993年3月5日、東京都出身
2007年全日本青少年大会中学2・3年生+55kg級優勝
2009年ワールドユースエリート-80kg級優勝
2010年第27回全日本ウェイト制中量級優勝(史上最年少記録)
身長180cm、体重80kg
初段
極真会館/東京城北支部

■第1章 まだどん底には落ちていない

ーー今回のウェイト制大会に出場を決めた理由からお願いします。

「来年の世界ウェイト制大会中量級で優勝することを川本英児師範と約束したからです」

ーー大会まであとわずかですが、どんな心境ですか?

「やれることは全てやったので、あとは優勝するだけです」

ーー高橋選手は昨年の世界大会(無差別級)出場を逃してしまいました。

「出場できなかったのは残念ですが、それは自分が弱かったからです」

ーー昨年は一階級上の軽重量級に出場して、準決勝と3位決定戦で敗れました。どんな気分でしたか?

「自分は弱いな、と思いました。でも、イラン国際大会(今年2月)は不甲斐ない結果に終わりましたが、千葉県大会(同4月)では優勝できたので、まだどん底には落ちていません。今は自信がありますし、今回の大会では何が何でも優勝して復活します」

ーー昨年の全日本ウェイト制大会が終わったあとで、空手改造・肉体改造には着手されましたか?ーー大きなポイントで敗れると、自分を変えようとする選手が多いのですが、高橋選手が変えないという選択をしたのはなぜですか?

「特に変わったことはやっていません。自分の組手スタイルも自分が一番戦いやすいスタイルなので、変えるつもりもなかったです。変えようとすると逆に動きが悪くなってしまうので」

ーー大きなポイントで敗れると、自分を変えようとする選手が多いのですが、高橋選手が変えないという選択をしたのはなぜですか?

「自分の場合、変えようと考えたことはないんです。勝つためにたくさん練習して自信を付けて、あとは本番の試合で勝つだけという考え方でやっています。師範からも“試合になったらお前の好きなようにやればいいよ”と言われました。ひとつ改良したところをあげれば、もし相手に粘られた時の最悪の状況を考えて、接近戦を練習しました」

ーー元々のスタイルをバージョンアップしていくイメージですか?

「自分の先生である渡辺理想先生に教えてもらった組手が今のスタイルなので、このスタイルで勝ちたいと思います。自分でもこの戦い方がしっくりきているので、このスタイルで勝てると信じています」 ・・・

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