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 7月21日(土)東京・後楽園ホールで開催される『Krush.20』にて、阿佐美ザウルス(TANG TANG FIGHT CLUB)と対戦する山本 。かつてK-1 WORLD MAXで世界ベスト4に入った山本だが、現在は骨折に泣かされ2連続KO負け中。復活ののろしは上がるのか? (取材日:2012年7月5日)

PROFILE
山本優弥(やまもと・ゆうや)
1984年7月15日、広島県出身
身長175cm 体重70kg(試合時)
2001年5月、全日本新空手K-2軽量級で優勝
同年9月7日、17歳の時に全日本キックでプロデビュー
2005年5月よりK-1 WORLD MAXにも出場
2007年5月11日、王座決定トーナメントを制して第23代全日本ウェルター級王座を獲得
同タイトルは2008年12月5日、クリストフ・プルボーに敗れて失う
2009年10月26日、K-1 WORLD MAX 2009世界トーナメント第3位
2010年4月29日からKrushに参戦
2011年9月25日、K-1 WORLD MAX 2011日本トーナメント準優勝
戦績:56戦33勝(11KO)22敗1分
BOOCH BEAT所属

■第1章 阿佐美には面白い試合になるように頑張って欲しい

ーー今回対戦する阿佐美ザウルス(TANG TANG FIGHT CLUB)選手は、17戦8勝8敗1分と戦績は芳しくありませんが、山本選手としては胸を貸すという気持ちではないそうですね。

「ありません。客観的に見れば僕の方がキャリアがあって、テレビにも出て名前がある選手なので、向こうは上の人間に対して失うものは何もなく突進していくことしか考えていないと思います。それに対して自分が守りに入るとか迎え撃つという気持ちではないですね。純粋に、殴り合って蹴り合って、どっちかが倒れるスポーツとして楽しみたいと思います。一人のファイターとして、リングに上がって来たファイターを倒すというだけです」

ーー阿佐美選手は、「自分は前に出るスタイルなので、Krush史上最大の押し相撲で、押して押してリングの外まで押し出します」と言っています。

「面白い試合になるように頑張って欲しいですね。僕の方は、面白い試合になる前に終わらせるかもしれないので」

ーーそれはどういうことですか?

「もしかしたらお客さんが沸くような試合展開になる前に、終わってしまうかもしれないということです。今回は、自分が楽しむことを一番に考えた試合にしたいと思っているんですね。お客さんも楽しいかどうかは分かりませんが、自分は“自己中”でもいいかなって思い始めているんです。それで失敗してまた反省するのも面白いかもしれないけれど、次はピシッとやりたいですね」

ーー山本選手も阿佐美選手の言葉に対し、「2度と僕とはやりたくないと言わせるような試合をしたい」と凄んでいたじゃないですか。

「あれは決まり文句というか、そう言った方が盛り上がるかなと思って。まあ、別にどうでもいいですね(笑)。阿佐美選手も人としていい人だし、盛り上げようと思って言ってくれたことなので、自分も応えないといけないと思っただけです。どっちかのパンチかキックが当たってどっちかが倒れて、お客さんと勝者が興奮するような作品になれば僕はいいです。もちろん、勝っているのは自分でありたいですけれどね」

ーー今回のテーマは“自己中”なんですね。

「そうですね。一番はKrushが盛り上がることなんですが、そのために自分がいいようにならないといけませんから。山本優弥が盛り上がること、イコール、Krushが盛り上がることだと思っています」 ・・・

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