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 2月1日 (土)東京・ディファ有明で開催されるエスプロモーション『M-Fight~蹴拳15~Part.2』のメインイベントでペッパヤック・シットクーヤット(タイ)と対戦するWPMF日本バンタム級王者・野呂裕貴(エスジム)。

“打倒ムエタイ”を掲げる野呂は、日本人が未だに獲得していないムエタイ最高峰の1つ、ルンピニースタジアムの王座に照準を定め、2014年は“ロード・トゥ・ルンピニースタジアムタイトル”をテーマにタイ人強豪と戦っていく。

 その第一弾として対戦するペッパヤックは元WMCバンタム級王者の肩書きを持つ。「相手の試合映像は全くないんですけど、友人の知り合いのタイ人によるとテクニシャンタイプ。今は(ムエタイのトップクラスが集まる)バンコクで試合をしていないのでスタミナはないんじゃないかと聞いています。タイ人の情報は無茶苦茶なので信用していないのですが、テクニシャンタイプということなので噛み合う試合になりそうです」と試合が待ち遠しい様子。

 2012年6月の闘魔戦から5連勝と波に乗っており、ここ3戦のTKO勝ちは全てヒジによるカット(ヒジで切って相手を流血に追い込む)。

 絶好調の秘訣について聞くと、「うちのジムにはタイ人トレーナーが10人近く在籍しています。自分の昔のファイトスタイルは距離を取って蹴り一本でいくスタイルでしたが、タイ人トレーナーの入れ替えの時にヒジが得意なコンフェー(田
中秀弥、金統光、高修満に勝利している)が来て、練習ではほとんどがヒジとヒザばかりになったんです。『試合で必ず出せ』と言われて出したら自分にはまりました。首相撲など接近戦で戦えるようになったことが自分の中で大きいですね。自信がつきました」。

 国崇、一刀と他団体の王者たちもルンピニースタジアムのタイトルに狙いを定めているが、特に意識していないという。

「人は人です。自分がルンピニーで初の日本人チャンピオンになりたいという思いはありますが、自分のペースでやれたら。自分がどこまでいけるか楽しみです。タイ人相手にスタイルを変えずに、ムエタイで勝負出来る日本人がいることを見て欲しいですね」

☆野呂裕貴 選手データ

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