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 3月22日(日)東京・ディファ有明で開催される『WPMF JAPAN×REBELS合同興行』にて、K-1 WORLD GP -65kg王者ゲーオ・フェアテックス(タイ)と対戦する健太。8年間のvs日本人無敗記録を誇るムエタイの超強豪をどう攻めるのか。あえてヒジありルールでの対戦を臨んだ健太を直撃した(取材日:2015年3月14日)

PROFILE

健太(けんた)
1987年6月26日、群馬県出身
身長174cm
E.S.G.所属
※詳細は選手名鑑へ→


第1章 ヒジありルールでゲーオと対戦する理由

――今回ゲーオ・フェアテックス戦が決定しましたが、最初にこの試合のオファーを聞いたときはどういう心境でしたか。

「1年前ぐらいからWSRジムに出稽古に行かせてもらっていて、ウォンパサー会長から『ゲーオとやってみないか?』と、ちょくちょくこのお話を頂いていました。最初の頃はゲーオは強いしリスクが大きいなと思っていたのですが、ゲーオが昨年11月のK-1 WORLD GP -65kg初代王座決定トーナメントで優勝して一般の人も知るようになりました。物凄く有名人になったので、ここで勝てば美味しい、チャンスだと思ったんです。でも次のK-1でブラジル代表の人(=木村ミノル)に負けてしまって・・・・・・美味しい相手ではなくなりましたね(笑)」

――対日本人無敗はまだ破られてはいないので、ゲーオ選手に勝てば大きいですよ。これまでにゲーオ選手は石井宏樹選手、梅野源治選手、久保優太選手と日本人トップ選手をことごとく撃破してきたわけですが、怖さはないですか?

「試合が決まる前は怖さがあったのですが、試合が正式に決定してそれに向けて練習をしていくと、段々と自信が付いてきました。もちろん気をつけなければいけない部分はたくさんあるのですが、特に今は怖さはないです」

――打倒ゲーオへの自信は今何%ぐらいでしょうか。

「自分の中では8割方、ゲーオ恐るるに足らずの心境まで来ました」

――今回、ヒジありの試合となりますが、ゲーオもさらに攻撃の幅が広がります。強いゲーオを体感したかったのでしょうか。

「ブラジル代表の人はヒジなしのK-1ルールで勝ったので、自分の勝利との差別化を計らないといけません」

――ヒジありだとさらに対策することも増えてきますよね。

「そうですね。梅野選手から最初にダウンを奪った技もヒジでしたし、田中秀弥選手を倒したヒジも凄かったです。ブレイクがかかる前もヒジがきそうなので、気が抜けないです」

――WSRジムへの出稽古はゲーオ戦が決まってからも行かれてるのですか? 

「WSRジムにはちょくちょく行っています」

――ウォンパサー会長からもゲーオ対策は受けているのでしょうか。
「ウォンパサー会長はゲーオのセコンドに付く可能性があるのでそれはないです」

――ゲーオ選手の穴は見つかりましたか?
「穴というよりも、 

・・・

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