TOP > 見どころCheck

アンダーカードに大きな光る原石が眠っている

フォロー 友だち追加
2013/08/28(水)UP

 約5年間の前体制にピリオドを打ち、佐伯繁DEEP代表が中心となった新体制で再旗揚げ戦を迎える『DEEP JEWELS』。

 これまでとの大きな違いは、新人戦を除いてパウンド(寝ている相手に対して上から落とすパンチのこと)を含む寝技状態でのパンチが認められること。これにより、打撃でのKO勝ち、または寝技での一本勝ちが増える可能性がある。

 今大会では、打撃を中心にパワフルな攻めを見せる藤野恵実(和術慧舟會GODS)がメインイベントを務め、韓国のソン・ヒョギョンを迎え撃つ。セミファイナルではKO決着が多い女子キックボクサーのAZUMA(y-park)がキム・ジヨン(韓国)とキックボクシングルールで対戦、そして第10試合ではJEWELSのアイコン的存在である長野美香(CORE)が、ベティコ(和術慧舟會東京道場)の引退試合の相手を務める。

 しかし、今大会で注目して欲しいのは、実はアンダーカードに出場する新鋭たちだ。

 まず第1試合に登場する高橋すみれ(YBN JAPAN)は今回がプロデビュー戦だが、元々はスタントマンだという。高い身体能力を持っていることが予想され、今後に期待が持てる試合をやってくれそうだ。

 そして第2試合では、女子総合格闘技の第一人者・藤井惠が育てた杉本恵(AACC)がデビュー戦を迎える。2011&2012全日本学生レスリング選手権-51kg級準優勝を始め、レスリングで実績を残してきた杉本は、女王・浜崎朱加に続いてDEEP JEWELSを引っ張って行く存在になりえる逸材。フジメグ(藤井惠の愛称)ならぬスギメグのデビュー戦に注目して欲しい。

 さらに第6試合では、佐伯代表も大きな期待を寄せる“天才格闘少女”魅津希(みずき/空手道白心会)が登場する。JEWELSでは新人王トーナメントに値する「ROUGH STONE GP」で優勝、シュートボクシングではバンタム級トーナメントを2年連続制覇、さらにアメリカの女子総合格闘技団体「インヴィクタ」でも勝利をあげるなど、いま最も注目を集めている19歳の女子格闘家だ。

 今回はブラジリアン柔術世界選手権にも出場している湯浅麗歌子(ポゴナ・クラブジム)を相手に、グラップリング(打撃無し、組み技のみの試合)ルールで対戦するため苦戦が予想されるが、今後は間違いなくDEEP JEWELSの中心となってくる選手だけに見逃せない。


▲メインを務めるのは特攻ファイトの藤野


▲JEWELSのアイコン的存在・長野


▲注目のデビュー戦を迎える杉本


▲近未来のエースと目される魅津希

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

TwitterでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!

こんな記事も読まれています

関連記事

」をもっと見る
こんな記事も読まれています

TOP > 見どころCheck