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 毎月イーファイトが取材した大会の中で、最優秀選手を決める月間MVP。2014年12月のMVPは、12月29日(火)東京・大田区総合体育館で開催された『BLADE.1 BLADE FC JAPAN -61kg』で国内7団体の王者&トップランカー8名が参戦したトーナメントで優勝した小宮山に決定!(2014年1月8日UP)

PROFILE

小宮山工介(こみやま・こうすけ)
1986年12月16日、長野県出身
身長171cm、体重63.0kg
北斗会館所属
※詳細は選手名鑑へ→

選考理由
1、「国内最強決定トーナメントで優勝」
2、「決勝戦でKO勝ち」
3、「世界でも活躍が期待される」

選考委員
Fight&Life、ゴング格闘技の各格闘技雑誌の編集長とイーファイトの全スタッフ

受賞された小宮山選手には、ゴールドジムより以下の賞品(プロカルシウム 300粒 1個マルチビタミン&ミネラル 1個アルティメットリカバリー ブラックマカ&テストフェン+α 240粒 1個)と、イーファイトより記念の盾が贈られます。

プロカルシウム 300粒

骨の形成に必要なコラーゲンやカルシウムなどミネラルを含むプロテタイトに、骨の成長を考えたカルシウム、乳果オリゴ糖、CPPなどを配合しました。
マルチビタミン&ミネラル

100%自然素材を使用したビタミン&ミネラルサプリメント。着色料、香料、保存料は一切使用しておりません。
アルティメットリカバリー ブラックマカ&テストフェン+α 240粒

選び抜かれた8種類の成分。トップアスリート達が使用する回復系サプリメントです。
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贈呈:ゴールドジム

MVP記念インタビュー 
「初心に戻って空手の練習をし、空手の技を使った」

■実力伯仲のトーナメントをいかに制したか

「誰が一番強いのか」をテーマに7団体の王者&トップランカー8名が集まり、ワンデートーナメントで雌雄を決した『BLADE FC JAPAN -61kg』。実力伯仲で優勝予想が難しいと言われたこのトーナメントを制したのは、RISEスーパーフェザー級王者の小宮山だった。

 1回戦では“ムエタイ都市伝説”の異名を持ち、もしかしたら日本最強なのではないかと噂されていたREBELS-MUAYTHAIスーパーフェザー級王者ヤスユキと対戦。1回戦最大の注目カードとなったが、小宮山は2Rにヒザ蹴りをアゴに入れてヤスユキの口から流血させ、飛び込んでのパンチや強いローキックを放って判定3-0で勝利した。

「非常にやり辛い相手でした。ローは効いたと思いますが、狙っていた後ろ蹴りがあまり当たらず、感覚がブレました。ヒザ蹴りは、ローを効かせての左ハイキックを当てようと思っていて、左ハイを蹴ったらタイミングよくヒザが当たりました」

 準決勝は前評判が高かった新日本キックボクシング協会ライト級1位・勝次との対戦となり、小宮山は後ろ蹴りと後ろ回し蹴りを連発。2Rには後ろ回し蹴りでダウンを奪ったが、その後のラッシュで倒しきることが出来ず、3Rはスタミナ切れとなって苦しい展開となったものの、判定3-0で勝利を得た。

「気持ちの強い選手でした。ダウンを奪った後、相手の足がフラフラしていたので倒しに行ったんですが、倒しきれなかった上に突っ込みすぎてしまっていらないパンチをもらってしまいました。2Rで全力を出しすぎてしまい3Rは疲労もあったんですが、正直なところ3Rは引き分けでもいいと思っていたんです。1Rと2Rは自分が取ったと思ったので、判定で勝てると。トーナメントなので倒すことよりも勝つことを優先しました」

 この時点ですでに身体も体力もボロボロだったという小宮山だが、まだ決勝戦が残っていた。決勝に上がって来たもう一人の選手は、無尽蔵のスタミナを持つWPMF世界スーパーフェザー級暫定王者のSHIGERU。実力が拮抗し、接戦ばかりだったこのトーナメントで唯一、1回戦でKO勝ちを飾った選手である。

 決勝までの両者のダメージや残っている体力を比較すると、明らかにSHIGERUが有利だと思えた。実際、1Rの序盤こそ小宮山が後ろ蹴りや三日月蹴りでボディを攻め、得意の顔面前蹴りを炸裂させたが、SHIGERUは前に出て左右に動き回る小宮山を追いかけ、ラスト1分ではパンチとヒザ蹴りの猛攻を加えた。

 やはりSHIGERUの優勝か……そう思われた矢先の2R開始直後、小宮山が右フックをカウンターで叩き込み、一発でSHIGERUをマットに沈めた。逆転KOでの優勝に場内は沸いた。

「お互いにダメージがあるので3Rを戦いきることはないと思っていました。1Rは様子を見て、2RからKOを狙って行こうと考えていたんです。だから1Rはバックステップでかわしながら、相手のパンチを見ていたんですよ。それで何となく打ち方が分かるようになって反応できるようになってきたんです。それで2Rは“パンチが来る”と分かってカウンターを合わせることが出来ました。ちょうどいいタイミングで入ってよかったです」

■世界の様々な格闘技と戦いたい

 全17試合のメインイベントにふさわしいKO決着で締めくくった小宮山だが、その顔は激闘を物語るように腫れあがっていた。

「1日3試合は苦しかったですね。戦い抜けた理由は、試合後のケア。体力回復が上手くいっていたからだと思います。アイシングとストレッチ、部分的にマッサージもしました。優勝できたのはチームのみんな、応援にきてくれた方々のおかげです。特に兄(大介=元選手)が試合の日はかなり力になってくれました」

 トーナメント全体を通して、小宮山は後ろ蹴りと後ろ回し蹴りを普段の試合以上に使用していた。技術的な優勝要因がここにある。

「後ろ蹴りと後ろ回し蹴りはよく練習していました。理由は、自分以外はキックボクシングとムエタイの選手なので、その技に対応できないと思ったからです。ボクシングやムエタイの練習も大事ですし、それはそれでやりますが、僕は子供の頃からやっている空手がベースじゃないですか。

 原点回帰でもう一度空手の技を自分の中で見直してみて、兄にトレーナーになってもらい、今回のトーナメントで使えそうな空手の技を練習しました。キックに転向してからは空手の練習にそこまで気持ちを入れていなかったんです。空手よりもボクシングやムエタイの技術を練習していたので。元々のベースである空手から意識が離れていた感じがあったので、今回は初心に戻り、空手を練習しました」

 その練習では手刀(いわゆる空手チョップ)もやっていたという。

「手刀を練習したおかげでパンチが速くなったといっても過言ではありません。ジャブを手刀の技を出す要領で出したんです。手刀の方がパンチよりも速いんです。手首のスナップを使ったり、身体に力をしっかり入れてヒジを伸ばすので、ジャブとはまた違ったパンチになるんですね。軌道は手刀で当てる瞬間に手を握って拳を当てるという感覚です。あとは空手の型もやっていました。型をやると技のキレやスピードが増しますし、緩急の付け方が磨かれます」

 小宮山は「BLADEで次は世界トーナメントを開催して欲しい。世界チャンピオンのベルトが欲しいですね」と次の目標を語り、今後については「チャンスがあれば海外でも試合をやりたいです。それと、世界の様々な格闘技と戦いたい。中国拳法やフランスのサバットなど、世界には強い選手がたくさんいると思います」とした。

 劇画『空手バカ一代』には、フルコンタクト空手(攻撃を寸止めせず当てる空手)の創始者である極真空手の故・大山倍達が、世界を旅して様々な格闘技の選手と戦うストーリーが描かれている。小宮山がこれから目指す道は、まさに現代版『空手バカ一代』なのかもしれない。

関連リンク

・ゴールドジム Web site
・試合レポート「小宮山がTKO勝ちでトーナメントを制す」
・関連動画「小宮山工介vsマキ・ピンサヤーム」をノーカットで

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