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【柔術】プロ柔術が復活!日本とブラジルの伝説の男が激突

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2012/12/10(月)UP

▲来年9月開催のプロ柔術復活戦で中井(左)とデラヒーバ(右)が再戦!

 12月9日(日)都内にて記者会見が行われ、2010年10月3日の大会を最後に活動を休止した『プロ柔術Gi』が復活することが発表された。

 柔術普及団体・IF-PROJECTの安井佑太代表は会見の冒頭、「プロ柔術の復活を宣言したいと思います」と挨拶。その第一弾として2013年9月に『プロ柔術GROUND IMPACT REVIVAL』を開催、“伝説の柔術家”ヒカルド・デラヒーバ(ブラジル)の日本引退試合を行うと発表した。

 続いて「対戦相手はこの選手です」と安井代表に紹介され、“日本柔術界の伝説”中井祐樹(パラエストラ東京代表)が、プロ修斗現役時代の入場テーマ曲「ヘルタースケルター」で登場。中井は「デラヒーバ先生には日本のブラジリアン柔術をいろいろと助けていただいた。その感謝の気持ちを表すためにこの大役を仰せつかりました」と挨拶した。

 デラヒーバは「ブラジルで引退試合を行う予定があり、第二の故郷でもある日本でも引退試合をやりたいと思った。中井はファイターとして尊敬している。彼は日本でも世界でも伝説の選手。素晴らしい戦いが出来ると思っている」とコメント。

 両者は2004年9月19日に開催された『プロ柔術GroundImpact ~Gi-05~』でも対戦。この時は中井がポイント2-0で勝利を収めている。しかし中井は「何かしようとしても何も出来なかった。随分昔にブラジルで練習をさせてもらった時も何も出来ませんでした。だから今回は何か出来るようにしたい」と振り返る。現在は道場生の指導や選手のサポートに専念し、選手としての練習は6年以上やっていないと言うが、「試合までまだ時間があるので極めることは難しいかもしれませんが、試合を楽しみにしています」と語った。

 この試合は試合時間20分、サブミッション(関節・絞め技)での一本決着でのみ勝敗がつくルールで行われる予定だ。

<両選手のプロフィール>

ヒカルド・デラヒーバ(De La riva JIU-JITSU)
1965年1月26日 ブラジル/リオデジャネイロ市出身。ブラジリアン柔術黒帯6段
PRIDE初代王者アントニオ・ホドリゴ・ノゲイラや、元UFC世界ライトヘビー級王者のリョート・マチダの柔術の師匠でもある。2002年には9年ぶりに世界柔術選手権大会に復帰し3位入賞。

中井祐樹(パラエストラ東京) 1970年8月18日 日本/北海道出身。ブラジリアン柔術黒帯3段
第3代修斗ウェルター級王者。VTJ95にて最軽量ながら1回戦でジェラルド・ゴルドーを破り、決勝ではヒクソン・グレイシーと対戦。その後、日本人初となるブラジリアン柔術黒帯を取得。現日本ブラジリアン柔術連盟会長。弟子には青木真也、北岡悟など。

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