2012/12/23（日）UP
（最終更新：2012/12/23 20:40）

▲いよいよ決戦の時を迎えるルミナ（左）と所（右）

　12月24日（月・祝）東京・国立代々木競技場第2体育館で開催されるケージ（金網）ファイト『VTJ（ヴイ・ティー・ジェイ）1st』の公開計量が、23日（日）都内にて14：00より行われた。計量は全選手が一発でリミットをパスし、明日のゴングを待つのみとなった。※計量結果は下記

　メインイベントで注目の初対決を行う佐藤ルミナ（roots）と所英男（リバーサルジム武蔵小杉　所プラス）は、ルミナが61.1kg、所が61.0kgで計量をパス。

　所は「ルミナさんは痩せていましたね。一発でパスされていたので、明日はお互いに出しきるだけです」と全力ファイトを誓う。

　2010年5月29日『DREAM.14』での西浦”ウィッキー”聡生戦以来2度目となるケージでの試合に関しては、「対策と言うほどではないですが、横浜グランドスラム（勝村周一朗が代表を務める総合格闘技ジム）でケージを意識した練習をしてきたので、ある程度は対応できるかなって感じです。UFCの試合を見てイメージはしていますが、イメージとは違う感じになると思います」と若干の不安はあるようだが、「ケージと戦うわけじゃないので、勝てるように頑張ります」と語った。

　一本勝ちを狙うかとの質問には、「流れのままに任せます。とにかく勝ちたい。応援してくれる人たちに満足してもらえるように頑張ります。お世話になっている人たちに納得してもらえるような試合がしたいですね」と、どんな形でも勝つことを優先させたいとした。

　一方、ルミナは「これでやっとメシが食える。今回は今までで一番減量がきつかった。途中まで順調に体重が落ちていたんですが、最後の1週間がなかなか落ちなかった」と、減量苦であったことを隠さず打ち明けた。所の印象については「いつもの所君でしたね。彼はリングに上がるまで変わらない人間だから。でも、リングに上がったら豹変することは心しています」と評した。

　ルミナはケージでの試合は初。ヒジありルールも初となるが、「細かい部分のルールを2～3日前にマモルから聞いて驚いた（笑）。間合い、立ち際などの部分が変わってくるでしょうね。でも、相手が所君なので関係ない気がする」と、所との試合では影響がないという。とはいえ、「普段リングの試合では出来ないようなことを用意してきた。秘策があると言えばある」と、秘策の存在があることも明かしている。

「ずっと不安だったけれど、計量をパスして楽しみな雰囲気に久しぶりになれた。所君だから楽しみ。久しぶりにワクワクする試合を見せられる気がする」と試合が待ちきれない様子のルミナは、一本勝ちを狙うかとの質問に「もちろん。KOか一本を狙う。所君もそうだと思う。だから噛み合う試合になるんじゃないかな」と語った。

＜計量結果＞

▼メインイベント　135ポンド契約　5分3R
佐藤ルミナ（roots）＝61.1kg
vs
所　英男（リバーサルジム武蔵小杉　所プラス）＝61.0kg

▼セミファイナル　155ポンド契約　5分3R
弘中邦佳（マスタージャパン）＝70.1kg
vs
カーロ・プラター（アメリカ/THUGJITSU）＝69.9kg

▼第5試合　125ポンド契約　5分3R
マモル（シューティングジム横浜）＝55.5kg
vs
ダレル・モナヒュー（アメリカ/ミレニアMMA）＝56.6kg

▼第4試合　135ポンド契約　5分3R
堀口恭司（KRAZY BEE）＝61.0kg
vs
イアン・ラブランド（アメリカ/SPORTS LAB）＝61.1kg

▼第3試合　115ポンド契約　5分2R
藤井　惠（AACC）＝51.9kg
vs
V.V Mei（フリー）＝52.1kg

▼第2試合　136ポンド契約　5分3R
リオン武（シューティングジム横浜/第5代、第8代修斗世界ライト級王者）＝61.6kg
vs
大沢ケンジ（和術慧舟會HEARTS/DREAM JAPAN GP第3位）＝61.5kg

▼第1試合　177ポンド契約　5分3R
中村K太郎（和術慧舟會K太郎道場）＝80.3kg
vs
鈴木信達（フリー）＝78.5kg

▼オープニングファイト　160ポンド（72.5kg）契約5分3R
星野大介（総合格闘技津田沼道場）＝72.3kg
vs
クンタップ・ジャレンチャイ・ソムチャイ（タイ/ムエタイワールドジム）＝71.2kg

12・24「VTJ 1st」の大会スケジュール、チケット情報、対戦カードはこちら

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