TOP > ニュース 一覧

【DREAM&GLORY】12・31高谷と対戦するカラカニヤンは元全米サッカー代表

フォロー 友だち追加
2012/12/30(日)UP

  12月29日(土)都内にて、12月31日(月)さいたまスーパーアリーナにて開催される『DREAM.18&GLORY4~大晦日 SPECIAL 2012』に出場する選手たちの個別インタビューが行われた。

 高谷裕之(高谷軍団)と対戦するジョージ・カラカニヤン(アメリカ)、青木真也(パラエストラ東京)と対戦するアントニオ・マッキー(アメリカ/BodyShop Fitness Team)、前田吉朗(パンクラス稲垣組)と対戦するビビアーノ・フェルナンデス(ブラジル)が、それぞれ日本人トップ選手との対戦を前に意気込みを語った。

ジョージ・カラカニヤンインタビュー

――対戦する高谷裕之選手の印象は?

「高谷は日本のレジェンドだ。DREAMのチャンピオンでオールラウンドの選手なので、自分の全てを出して戦う」

――どんなトレーニングをしてきましたか?

「トレーニングはいつもと同じ。ただ、高谷のスタイルを真似出来るパートナーとトレーニングをした。試合がなくても休養は取らないので、いつも同じことをしているんだ」

――高谷選手はどこが強いと思いますか?

「ボクシング、打撃の技術が彼の全てだ。立ち技が強い。でもレスリングのテクニックも持っているし、彼を甘く見てはいけない」

――自分を客観的に見て、どんなファイターだと思いますか?

「エキサイティングなファイターだね。常に相手を関節技で極めてフィニッシュすることを考えている」

――サッカーの全米代表としてオリンピックでプレイしたことがあるとの情報がありますが、本当でしょうか?

「たしかに、アメリカのオリンピック代表選手を育てるプログラムに参加していた。U-15、U-16、U-17のアメリカ代表となり、その後はプロの選手にもなった」

――なぜ格闘技に転向したんですか?

「特に将来、MMA(総合格闘技)の選手になりたいという夢は持っていなかったんだ。ストリートファイトをしたこともないし。あると言えばサッカーでイエローカードを出されて、審判に怒ったことがあるぐらいだよ(笑)。最初は趣味として格闘技を始めて、6カ月後に試合のオファーが来て今に至っているという感じだね。でもPRIDEはずっと見ていたし、日本の格闘技ファンをリスペクトしていたんだ。なぜなら、日本のファンは格闘家をリスペクトしているから」

――格闘技を始めたのは?

「19歳の時。最初に試合をしたのが20歳の時だった」

――得意技は?

「三角絞め、フロントチョーク……関節技は何でも好きだ。一番得意なのは、相手を極められる技術。その一言に尽きる」

――サッカー仕込みの蹴りは試合で使わないんですか?

「もちろん蹴りも使うよ。本当はサッカーボールキックをやりたいが、頭部を蹴ることが出来る場面と体の部位は限られている。でも、キックの時は確かにサッカーボールを蹴る時のように蹴っているよ」

――サッカーでのポジションはどこでしたか?

「センターミッドフィールダーだったよ」

――来日は初めてですよね?

「試合をするのも来日も初めてだ。日本へ来てからよい時間を過ごしている。嬉しいよ」

――胸のタトゥーは何と書いてあるんですか?

「自分はロシアで生まれてモスクワで育った。これはロシア語で“自分のことを判断できるのは神のみだ”という意味だよ」


 

アントニオ・マッキーインタビュー
――レスリングの実績を教えて下さい。

「ストリートファイトをする代わりに16歳からレスリングを始めた。3回州のチャンピオンになり、オリンピック選手のジョン・スミスを負かせたこともある。それが彼の初めての敗北だ」

――UFCに上がっていた実績がありますが、もう一度上がりたいという思いはありますか?

「ノー。今はファイターズ・ユニオンに所属していて満足している。そこに対抗しているのがUFCなので戻ることはないね」

――ファイターズ・ユニオンとはどういうところですか?

「選手のファイトマネーから積立をして、引退した選手の生活を守り、メディカルをチェックするような連盟だね。今自分が作ろうと思っている。ボクシングもそういう連盟があるし、選手の立場を守るんだ」

――得意技は何ですか。

「対戦相手にできる限りの痛みを与えて、自分は受けないことだね」

――対戦する青木真也選手の印象を教えて下さい。

「以前はファンだったので、観たことはある。青木はサブミッション勝ちが20試合もあり、かなり凄いよね。自分は20試合判定勝ちがある。でも、私は寝技をやってきているので怖さはないね。自分のほうがレスリングのバックボーンは優れているのでテイクダウンするのは厳しいと思う」

――青木を倒して来年はどういった闘いをしたいですか。

「アメリカでは若い選手や子供たちに教える立場で活動している。子供たちがストリートファイトから抜けて、そういう力をMMAやレスリングで使う活動をしているんだ」

――現在42歳ということですが、MMAをやるに当たって年齢は問題ないですか。

「自分自身に対してケアをしているし、規律正しい生活、食生活、トレーニングを毎日しているんだ。自分はダメージをもらわず、与える試合をしていれば何も問題ないね」


 

フィル・バロー二インタビュー
――久しぶりの日本はどうですか?

「戻ってくるとは思っていなかったので嬉しいね」

――対戦するマッハの印象は?

「桜井は下の階級の選手だったのでやるとは思っていなかった」

――マッハ対策はありますか?

「早くパンチを打ってやっつけるだけだね」

――ファイターとしてのイメージはどうでしょうか?

「非常に手ごわい相手であり、PRIDE武士道ではトーナメント、タイトルマッチと何度も経験しているいい選手だ」

――フィニッシュのイメージはありますか。

「KOだ。もしかしたらグラウンド状態での蹴りになるかもしれないが、先手を取って攻撃をしたいよ」

――前回の来日時と今回と比べて変わったことはありますか。

「大きく変わったよ。前は30歳で今は36歳で口ひげを生やしてないこと。そこが一番変わったかな。階級を1つ下げてライト級になったので、この階級で身体は大きな方だし、コンディションもいいね。結婚したので生活を忠実に過ごしていて、もう六本木に行くことはない」

――来年の目標はありますか。

「とにかくアクティブに試合を続けること。それがゴールとなるね」


 

ビビアーノ・フェルナンデス(DREAMバンタム級王者)インタビュー
――対戦する前田吉朗選手の印象は?

「自分は万全に練習してきたのでどうぞ来てくださいという感じだね。自分はいつも通りの練習をしてきたので特に言うことはないよ」

――強化して練習してきたことは?

「強化したポイントをここでは言わない。でも、強化しないといけないところは練習してきた」

――今回の戦いのテーマは?

「自分は前田よりも強い選手とやってきているので今回の試合に向けてのテーマというのはない。どうぞかかってきて欲しい」

――トレーニングパートナーは誰ですか。

「今回はシアトルにあるマット・ヒュームのジムで練習してきた」

――この試合に対する準備期間はあったのか?

「6週間の合宿をした。それだけで十分だろう」

――この試合に向けての特別な戦術はありますか。

「アゴを引いて、相手に向かっていくという戦術だね」

――来年のプランを教えて下さい。

「自分は未来のことは全くわからないので、この試合に臨むだけ。来年のことは全く頭にないね」

12・31「DREAM.18&GLORY 4~大晦日SPECIAL 2012~」の大会スケジュール、チケット情報、対戦カードはこちら

フォロー 友だち追加

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

TwitterでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!

こんな記事も読まれています
」、「」をもっと見る

【関連リンク】

TOP > ニュース 一覧