【MAX MUAYTHAI】ブアカーオ、佐藤へのリベンジに自信「KOしてタイに戻る」

2013/09/26（木）UP
（最終更新：2013/09/27 12:01）

　10月6日（日）宮城・仙台にあるゼビオアリーナで開催されるムエタイ・ビッグイベント『MAX MUAYTHAI（マックス・ムエタイ）』のメインイベントに出場するK-1MAX＆S-cupの2大世界トーナメント王者ブアカーオ・バンチャメーク（ポー.プラムック/タイ）の試合直前コメントが、主催者を通して発表された。

　4度目となる佐藤嘉洋（名古屋JKファクトリー）との対戦を前に、ブアカーオは「久々に日本のファンの前で試合が出来て嬉しいです。佐藤は非常に強くて優れた選手の一人です。今まで2回勝っていますが、最後に戦った試合ではKOで私が敗れました。ただ今回はコンディションもいいですし、決して前と同じようにはなりません」とリベンジを狙う。

　9月にスペイン・マヨルカ島にて開催されたK-1 WORLD MAX開幕戦では、スペインのデヴィッド・カルボに初回TKO勝ちで圧倒勝利しており、「今までの戦いや実績を見てもらえれば、僕が良いコンディションを維持して強くなっているのは明らか。最終的にどうなるかはわかりませんが、僕自身は彼をKOしてタイに戻ってくるつもりでいます」とKO決着に自信を見せる。

　被災地で試合することに関しては「試合当日は被災者の方、仮設住宅での生活を余儀なくされている方々も観戦に来られると聞いています。ブアカーオの戦いを見て元気になってもらいたいですね。僕から励ましてあげたいです。両親や兄弟などを亡くした子供たちには、近い将来、そして子供たちの未来には良いことが起こるように祈ってます。僕の試合を見て希望を持って、元気になってもらいたいです」と語っている。なお、ブアカーオは震災被害の大きかった石巻市の中学校を訪問予定。

　また、今大会にはムエタイ界強豪のジョムトーン・チューワッタナ（タイ）の参戦が予定されており、レベルス推薦選手の為房厚志（ためふさ・あつし/二刃会）と対戦予定だったが、諸事情によるジョムトーンの欠場により為房の参戦も見合わされたことが発表された。