【DEEP】引退試合の中村「技術よりハート伝える」
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▲引退試合で最強の挑戦者・中西（右）を迎える中村（左）
12月21日（日）東京・ディファ有明で開催される『DEEP 70 IMPACT』で、DEEPミドル級タイトルマッチを争う王者・中村和裕（チームカズ）と挑戦者・中西良行（TRIBE TOKYO M.M.A）の記者会見が、11月20日（木）都内にて行われた。
佐伯繁DEEP代表から「国内最強に近い男」として紹介された中西は現DEEPライトヘビー級王者でもあり、「DEEP初の（同時）2階級制覇をしたい」と宣言。
迎え撃つ中村は今回が引退試合でもあるが、「いつもと変わらない気持ちです。最後なので技術よりもハートが伝わる試合をやりたい」と言い、「中西選手はライトヘビー級の方が確実に強い気がしました。ミドル級だと爆発力が落ちるかな。その分、スマートになった気がしました」と中西を評する。
佐伯代表からも「荒々しさがなくなった」と指摘された中西だが、「大人しいのは喋りだけです。リングの上では大人しくなりません。中村選手とは初期の頃、一緒に練習をさせてもらったことがあるのですが、その時との違いを見てもらい引退してもらおうと思います」と、成長を見せ付けるという。また、中村が終始余裕の発言をしていることについては「リングに立てば余裕はなくなる」とニヤリ。
それを聞いた中村は「やっちゃいます」と一言、中西を撃退すると答えた。佐伯代表は「本当は大みそか大会のメインイベントで考えていた試合だった」と打ち明けた。
なお会見前には、中村がCMに出演した関係からペッパーランチダイナー上野店で1日店長を務め、集まった報道陣に料理をふるまった。
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