2015/04/02（木）UP
（最終更新：2015/04/03 11:49）

eFightの試合動画
試合レポートと同時にアップする速報動画では、KOシーンはスーパースロー再生。

▲一発一発が重くて速い攻撃をミットに叩き込む野杁

　4月19日（日）東京・国立代々木競技場第二体育館にて開催の『K-1 WORLD GP 2015 IN JAPAN～－55kg初代王座決定トーナメント～』に出場する第2代Krush -67kg級王者・野杁正明（K-1ジムEBISU小比類巻道場）が、2日（木）都内所属ジムにて公開練習を行った。

　シャドーボクシングとミット打ちを1Rずつ披露した野杁だが、公開練習前に2時間の練習を行い、さらに追い込み時期ということで「キツかったです」と苦笑い。それでも「今回はかなり追い込めていますが、疲れが溜まっても動けています。ランナーズハイのようにキツくてもスイッチが入ると自然と動けるので、試合でもそこが出てくると思う」と手応えを感じているようだ。

　その理由は「ゲーオ選手が相手だからモチベーションが違う」こと。「日に日に自分が勝つイメージが出来ています。周りの人からも“いける”と言われて自信になっていますね」と、かつてない気持ちの入りようだという。

　具体的な対策方法は明かさなかったが、「相手の目線で僕をどう攻めるか、相手側に立って僕の倒し方も考えます」という。そのため「追い込みが終わって調整期間に入ると、僕が倒す夢も倒される夢も見ます。夢で左フックで倒されたらそこを気をつけます」と、まるで“睡眠学習”のような対策方法も明かした。

　昨年11月に開催されたK-1 －65kg初代王者決定トーナメントに出られなかったのが悔しかった、と野杁。「でも初戦でチャンピオンと組まれたのは、僕にベルトを獲って欲しいということだと思う。ここであっさりゲーオ選手に勝って（次は）ベルトが欲しいですね。あっさりは勝てないかもしれないけれど（笑）」と、一気にK-1の頂点へ上り詰めると語った。

【試合動画】2014年最高峰の名勝負、大和哲也vs野杁正明