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【Krush】石川直生が引退を発表、16年の選手生活に幕

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2015/06/25(木)UP

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▲引退を決意した石川

 6月25日(木)都内にて記者会見が行われ、“ナオキック”の愛称で親しまれた石川直生(青春塾)の引退が発表された。

 石川は2014年4月15日の『Krush.40』で行った加藤港戦後、頭部(脳)のダメージが溜まっていることを感じ、休養して回復を待っていたが1年経ってもダメージの自覚があったため引退を決意した。

▲会見に同席した竹島伊佐夫・青春塾会長(左)と宮田充Krushプロデューサー(右)

 また、「メインイベントをはれなくなったら辞めようと思っていました。それが選手としての賞味期限切れと捉えていて、自分の賞味期限は過ぎているのかなと思うようになった」ことも引退の理由としてあげた。

 9月12日(土)東京・後楽園ホールで開催される『Krush.58』にて引退セレモニーが行われるが、引退試合や引退エキシビションマッチは行わない。石川はその理由を「エキシビションは緊張感がないので自分にはふさわしくないと思いました。1試合だけでも階級を超えた選手と(試合をやりたい)とも思いましたが、100%の力が出せない自分がいたので、潔く引退を決意しました」と説明した。

 1999年1月19日にプロデビューし、生涯戦績は37勝(18KO)22敗7分。2006年1月4日には、全日本スーパーフェザー級タイトルを獲得。66戦の中で最も印象に残っている試合として、“狂拳”竹内裕二(菅原道場)と2009年11月2日、2011年9月24日に行った2試合をあげた。

 今後に関しては、現在行っている小・中学生を対象としたキックボクシングの講義・技術指導をシステム化し、「身体を動かす楽しさ、心の強さと技を教えていきたい」とのこと。将来的にはトレーナーや自らのジムを持つことも考えているという。

「ハッピーエンドではありませんでしたが、(キックボクサー人生は)これからの人生を作っていくキャリアになりました。これからはこの66戦を大事に誇りにして、これからの人生を作っていこうと思います」と、石川は前向きに語った。

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