【シュートボクシング】宍戸、ムエタイに「SBの凄さと怖さを味わってもらう」
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東洋太平洋ウェルター級王座の初防衛戦に臨む宍戸（左）と挑戦者ジァオウェーハー（右）。中央はシーザー会長
9月19日（土）東京・後楽園ホールで開催される『SHOOT BOXING 2015～SB30th Anniversary～act.4』の公開計量＆記者会見が、18日（金）都内にて行われた。
メインイベントでシュートボクシング（SB）東洋太平洋ウェルター級王座の初防衛戦を行う王者・宍戸大樹（シーザージム）、挑戦者ジァオウェーハー・グランタイボクシング（タイ）ともにリミットぴったりの67.5kgで計量をパス。調印式も終えて会見に臨んだ。
シーザー武志SB協会会長は、「今回は坂本優起や内藤大樹などのタイトルマッチを並べるつもりでしたが、不甲斐なく負けているので（坂本は8月22日の大田区総合体育館大会、内藤はBLADEで他団体の選手に敗れた）、そんな選手をメインにもっていくわけにはいかない」と厳しい断を下したと語り、そんな中、「宍戸がぜひメインでタイトルマッチをやらせてくださいと申し出てきました。試合が続いているのでどうかと思いましたが、宍戸は（歴代最多の）79戦やっていて“ミスターSB”と言ってもいいくらいの男です。彼はSBを背負っている」と、今回のメインを託したと説明した。
調印式を終えた両者
宍戸は「メインにふさわしい試合がないなら自分を使ってくださいと言いました。SBは数ある格闘技の中でも最高だと自負していますし、最高の試合を見せたい。選手生命を懸けて最高のメインを務めたいと思っています」と、決意を語る。
挑戦者のジァオウェーハーは、「明日は最高の試合を見せて盛り上げたい。SBのことは知らなかったが、投げや関節技があると聞いた。全く問題ないし、怖くもない」と強気なコメント。さらに「パンチとローキックが得意なのでKOを狙いたい。5Rに倒します。面白い試合がしたい」とKO宣言した。
しかし、それを聞いた宍戸は「ジァオウェーハー選手には、SBのルールが怖くないとの認識を改めてもらう。日本にSBという凄くて怖い格闘技があることを味わってタイへ帰ってもらいたい」と、言い放った。
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