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【NJKF】WBC王座統一戦に臨む大和「3RまでにKO」

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2015/09/19(土)UP

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初防衛戦も兼ねる王座統一戦に臨む大和(左)とアランチャイ(右)

 9月27日(日)東京・後楽園ホールにて開催される『NJKF 2015 6th』のメインイベントにて、WBCムエタイ世界スーパーライト級王座統一戦を行う正規王者・大和哲也(大和ジム)と暫定王者アランチャイ・ギャットパッタラパン(タイ)のコメントが主催者を通じて届いた。

 5月のゴーンサック戦とのノンタイトル戦では、計量オーバーした上に判定負けという王者らしからぬ失態を演じてしまった大和。

3月のアメリカでの試合で体重の落ちが悪く、水抜きで5kg弱落とさないといけない状況になって、でも何とか落とし切ったんです。それで前回落としていたので、日本ならもっと出来るだろうっていう甘さがあったのか、残り500gで水が全く出なくなってしまいました。ほんとにやってはいけないミスで、自分の中で、引退する頃『今までのキャリアで後悔はなんですか?』って聞かれたら計量ミスをしたことですって言えるぐらいのミスだと僕は思っているので、今後は水抜きに頼らず、なるべくいい状態に絞っていってそこからということを考えています」と、前回の失敗を悔やむ。

 そこで大和は、「前回の失態もあるので、今まで僕はKO宣言ってしたことがないんですが、3Rまでに倒したいと思っています。前回のことは今でも引きずっているというか気になる状態にいて、一生のうちにやってはいけない失態を起こしたつもりなのは分かっているし、今回はそういうことも含めて“やっぱり大和哲也は強いんだな、ちゃんとした哲也が帰ってきたな”っていう試合をしたい」と、名誉挽回のKO宣言。

 対戦するアランチャイについては、「どんな風に来ても対応出来るようイメージして、自分のポテンシャルを上げつつ練習しています。僕は組まれた相手とやるだけです。暫定王者でいる以上弱くはないと思います。でも僕が今までやってきた選手、勝ってきた選手がいるので、そういうことを考えると負けちゃいけない相手だと思いますし、ここはしっかりレベルの違いを見せつけて勝ちたいです」と、気を抜かずに臨むという。

 そして、「ゆくゆくはまたゴーンサックを(挑戦者に)指名できたら最高だなと思います」とリベンジを誓い、「勝つのは必然で、どういう内容・どういう勝ち方、どういう印象付けをして大和哲也が勝つかっていう試合になると僕は思っている。このベルトを防衛したいというより、きっちりアランチャイ選手を倒したいと思います」と意気込みを語った。

 対するアランチャイは、「自分は完全なファイタータイプの選手で、得意なのはヒジとヒザです。テツヤの試合は見たことがないので分かりませんが、今回はタイトルマッチとしてベストな試合を見せたいと思っています。最近の試合は9月6日に行ったばかりでカイムックカオに判定勝ちしていて、調子はいいです」と好調をアピール。

「タイ以外の国ではこれまでフランスと中国で試合をしたことがあります。今回日本に行けることもハッピーで、とてもエキサイトしています。試合ではムエタイを見せるだけでなく、タイ国を代表して戦いたいと思います」と語っている。

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