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【Krush】闘士「山本真弘は過去の人、ぶっ壊してやる」

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2015/10/07(水)UP

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山本(左)は67戦、闘士(右)は20戦とキャリアに大きな差があるが、年齢は同じ32歳の両者

 12月4日(金)東京・後楽園ホールで開催される『Krush.61』の記者会見が、10月6日(火)都内にて行われた。スーパーファイト(ワンマッチ)で対戦が決まったのは、山本真弘(Golden Globe)vs闘士(池袋BLUE DOG GYM)。

 山本はキャリア13年のベテラン選手で、これまで60kg前後の階級で数々のタイトルを手にし、“60kg級最強の男”と呼ばれた。だが、1月のK-1では-60kg初代王座決定トーナメントの優勝を逃し、8月には若手のレオナ・ペタスに不覚の敗北。今回の試合には「前回クソみたいな試合をしてしまったので、気を引き締めてやりたいと思います」と再起を誓う。

 そんな山本に闘士は、「初めて嫁と格闘技を観に行ったのは2008年11月のKrushでした。その時に山本選手の試合を観て度肝を抜かれました。動きが速すぎて何をやっているのかが分からないくらいで。俺はまだアマチュアだったけれど、こんな選手と試合が出来たらいいなと思っていました。7年越しでその試合が決まって戦えるのが嬉しいです」と、夢が叶ったという様子。

闘士の挑発を無表情で聞く山本

 ところが、次に出た言葉は「でも、もうスピードスターじゃない。“元”を付けて欲しいですね。今は俺の方が絶対に速い。俺のパンチをかわせるスピードはもうないでしょう。どう考えても俺の方が強いとしか思えない。警戒するものは何も無いですね。逆に俺のことを警戒してもらいたい(笑)」と、山本はもう過去の人だと言わんばかり。

 さらに、「Krushの試合は“壊す”こと。でも最近のKrushの試合を観ていると壊しに行っているように見えない。俺は全てを懸けて山本真弘をぶっ壊しに行く」と言い放つ。

 闘士のこの挑発に対して山本は、「当日、彼がどれくらい速いのか楽しみです。言われた通り、しっかり警戒して対策を練って臨みます。前回は驕りがあったので、全てを見つめ直して次の試合にそれを出したい。原点回帰で自分もしっかりと闘士選手を壊しに行くので、楽しみにしていてください」と、受けて立つ構えを見せた。

【試合動画】山本真弘がチームドラゴンの中村圭祐と対戦 

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