2015/11/10（火）UP
（最終更新：2015/11/10 22:03）

eFightの試合動画
試合レポートと同時にアップする速報動画では、KOシーンはスーパースロー再生。

RENA（左）は憧れの選手であり、尊敬しているというグレイシャア（右）と対戦

　12月1日（火）東京・TDCホールにて開催される、シュートボクシング（以下SB）30周年記念ビッグマッチ第2弾『GROUND ZERO TOKYO2015』の記者会見が、11月10日（火）都内にて行われた。

　12月29日（火）・31日（木）さいたまスーパーアリーナで開催される『RIZIN FIGHTING WORLD GRAND-PRIX 2015』にて、MMA（総合格闘技）に初挑戦することが発表されたRENA（シーザージム）の出場が決定。

　RENAは“女子キックボクシングのレジェンド”グレイシャア亜紀（NEXT LEVEL）とSBルールで対戦。グレイシャアは2002年にプロデビューし、J-GIRLSのエースとして活躍。初代＆第3代J-GIRLSフライ級王座、WMCインターコンチネンタル女子スーパーフライ級王座に就いた。今回がSB初参戦で、立ち技女子格闘技の新旧女王対決に臨む。

　RENAは「交わることがないと思っていたグレイシャア選手との試合が決まって、正直戸惑いがあります。私がデビューした会場で一緒に写真をお願いした尊敬する選手と出来るのは光栄ですが、ここは私のリングなのでその壁を越えさせていただきます」と、複雑な胸中を打ち明けながらも越えて行くと宣言。

　さらに、「厳しい年末2連戦となりましたが、ぶっ潰れてやろうという想いがあります。1日にグレイシャア選手とやってボロボロになって、年末もボロボロになってぶっ潰れてもいいと思っています。こんなことを思うのは初めてですが、今後のことは考えていません」と、この2連戦で自分が壊れてしまっても構わないとの決意を語った。

　RIZINへ向けてMMAの練習とSBの練習を並行して行っていくというRENAだが、「MMAの練習はSBでもプラスにしかならない。フィジカル、パワーが上がっていると自分でも思います」と、問題はないという。

　グレイシャアの印象は「昔からずっと見てきて、女子の中でテクニックがある選手だと憧れていました。テクニックがある素晴らしい選手だと思っています」と評する。

　一方のグレイシャアは、「今回SBに初参戦で、RENAちゃんが相手だと聞いて悩みました。階級が同じなのでいずれはやると思っていましたが、来年出来たらと思っていました。私の壁はそんなに高くないですが、KO続きのRENA選手の試合を見ているので、そう簡単にはKOされないように必死に喰らいついて行きたい」と挨拶。

　RENAのことは「MMAの練習もしていると聞いたので、体格がしっかりしていてパワーも付いているだろうなと感じました。テクニックもスピードもある、スタミナもあるし、目もいいので、素晴らしい選手だと思っています」と評した。

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