【ムエタイ】現役高校生・福田海斗、ルンピニービッグマッチでタイトル戦に挑む
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タイ国プロムエタイ協会フライ級タイトルマッチで対戦するタナデー・トープラン49（左）とカイト・ウォーワンチャイ（右）
WPMF世界フライ級王者で現役高校生ファイターの福田海斗（キング・ムエ）が12月8日（火・現地時間）に行われる、ムエタイ最大のビックマッチ・ルンピニースタジアム創立記念興行（59回目）『ルンピニー チャンピオンクルックライ』に出場、強豪タナデー・トープラン49（タイ）とタイ国プロムエタイ協会フライ級タイトルマッチを行うことが発表された。
福田は11月6日（金・現地時間）ルンピニースタジアムで開催された『スック ワンウィラポン』にて、現ラジャダムナンスタジアム認定ライトフライ級王者クワンドム・トーミンブリーに判定勝利し、ルンピニースタジアム創立記念興行への出場を打診されていた。毎年この時期に行われる創立記念興行は一年で最も大きな興行で、その年のスター選手が出場することで知られている。
今回、福田は外国人選手として初の創立記念興行出場という快挙を果たし、さらに、ルンピニー・ラジャの両スタジアムのタイトルと並んで権威のある“タイ国プロムエタイ協会”フライ級タイトルマッチに臨む。もちろん、このタイトルも外国人選手が獲得した例はなく、異例づくしの出場であるが、それだけ福田へのタイ側の期待の現れであるといえるだろう。
対戦相手のタナデーは最近、連敗を喫しそれまで入っていたルンピニー、ラジャ両スタジアムのランキングこそ外れているものの、オムノーイスタジアム・ライトフライ級7位、プロムエタイ協会同級10位、チャンネル7スタジアム・フライ級8位にランクインしており、サターンムアンレックやワンチャイ、パランポンなどと並ぶ軽量級のトップ選手の一人だ。ミドルとヒザが得意で、福田とのヒザ合戦は見応えがありそうだ。
ここにきて急成長の福田が一気にスターダムにのし上がりムエタイの歴史に名前を刻むか、タナデーが大きな壁となって立ちはだかるか、日本国内のみならず世界中のムエタイファンにとって目が離せない一戦となるであろう。
なお、この日の興行は全16試合、全ての試合がルンピニースタジアムもしくはプロムエタイ協会のタイトルマッチとなる予定で、メインにはペットモラコット・ペッティンディーアカデミーVSペッブンチュー・FAグループのルンピニースタジアム＆タイ国プロムエタイ協会ライト級タイトルマッチ、その他シンダム、サームエー、スーパーレック、などのスター選手が出場予定となっている。
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2015年12月8日（火・現地時間）タイ・ルンピニースタジアム
▼第3試合 タイ国プロムエタイ協会フライ級（112ポンド）タイトルマッチ
タナデー・トープラン49（タイ/オムノーイスタジアム・ライトフライ級7位、プロムエタイ協会同級10位、チャンネル7スタジアム・フライ級8位）
vs
カイト・ウォーワンチャイ（＝福田海斗/キング・ムエ/WPMF世界フライ級王者）
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