2016/01/28（木）UP
（最終更新：2016/02/16 04:29）

eFightの試合動画
試合レポートと同時にアップする速報動画では、KOシーンはスーパースロー再生。

15歳にして二冠王を狙う佐々木（左）は鳩（右）と王座を争う

　3月13日（日）東京・新宿FACEで開催される『ムエローク2016 1st』の対戦カードが発表された。

　幼少の頃からムエタイを学び、現在プロで活躍している佐々木姉弟がそろってWPMF日本タイトル獲りに挑む。

　弟の佐々木雄汰(尚武会)は、鳩(あつむ/TSK Japan)とWPMF日本スーパーフライ級王座決定戦を行う。

　雄汰はジュニア時代からタイで試合経験を積み、アマチュアの戦績は100戦を超える。昨年7月に15歳でプロデビューし、卓越したテクニックで周囲を驚かせた。そして12月にはわずか5戦目でMuayThaiOpenスーパーフライ級王座を獲得した天才ムエタイ少年。

　対する鳩はJ-NETWORKのトップランカーとして活躍し、得意のパンチでKO勝ちを積み重ねて昨年6月にはわずか6戦目でJ-NETWORKスーパーフライ級王座決定戦に抜擢。敗れはしたものの、若山龍嗣と判定2－1の接戦を演じた。パンチでガンガンと攻めるファイタータイプだけに、テクニックで勝負する雄汰にとって危険な相手だ。

同門の同期・伊藤紗弥に負けじとWPMF王座を狙う佐々木（左）は大ベテランのグレイシャア（右）と対戦

　姉の佐々木蝶里(ささき・みいり/尚武会)は女子キックの大ベテラン、グレイシャア亜紀(ネクストレベル渋谷) とWPMF女子日本フライ級王座決定戦を行う。

　蝶里もジュニア時代から試合を積み重ね、一昨年の4月にプロデビュー。その後、1年8カ月の間に16戦もこなして戦績は12勝4敗。ミドルキックとヒザ蹴りを主体としたムエタイスタイルだが、パンチでも突進する。

　グレイシャアは2002年にプロデビューし、J-GIRLSのエースとして活躍。初代＆第3代J-GIRLSフライ級王座、WMCインターコンチネンタル女子スーパーフライ級王座などに就いた。昨年は2試合行って2連勝、戦績を28勝（4KO）9敗2分とした。グレイシャアは「あと何戦出来るか分かりませんが、応援して下さる皆さまに背中を押して頂きたい」と語っている。

　若さと勢いの蝶里か、それともベテランの妙技のグレイシャアか。世代交代を懸けた一戦となる。また、蝶里には同門同期に“天才ムエタイ少女”伊藤紗弥がおり、すでにWPMF世界王座を手にしている伊藤に追いつくためにも負けられない一戦となる。

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尚武会
「ムエローク2016 1st」
2016年3月13日（日）東京・新宿FACE
開場17：00　開始17：30

＜全対戦カード＞

▼第9試合　メインイベント　WPMF日本スーパーフライ級王座決定戦　3分5R
佐々木雄汰（尚武会/MuayThaiOpenスーパーフライ級王者）
vs
鳩（あつむ/TSK Japan/TRIBELATEスーパーフライ級王者、J-NETWORKスーパーフライ級1位）

▼第8試合　セミファイナル　WPMF女子日本フライ級王座決定戦　2分5R
グレイシャア亜紀（NEXT LEVEL渋谷/初代＆第3代J-GIRLSフライ級王者、WMCインターコンチネンタル女子スーパーフライ級王者）
vs
佐々木蝶里（尚武会）

▼第7試合　WPMFライト級国際試合　3分5R
覇家斗（ウルフキックボクシングジム）
vs
ポンチャン・OZジム（タイ）

▼第6試合　WPMF日本ライト級　3分5R
小川　翔（OISHI GYM）
vs
中尾　満（エイワスポーツジム）

▼第5試合　WPMF日本フェザー級次期挑戦者決定戦　3分5R
裕・センチャィジム（センチャイムエタイジム）
vs
テル（尚武会）

▼第4試合　WPMF日本ウェルター級　3分3R
レック・エイワジム（エイワスポーツジム）
vs
直人（UACSキックボクシング）

▼第3試合　WPMF日本スーパーフライ級　3分5R
レック達也・ルークカムイ（尚武会）
vs
秀和ラジャサクレック（ラジャサクレック）

▼第2試合　WPMFスーパーライト級　3分3R
キョソンセン（タイ/FLYSKY）
vs
加藤真也（平井道場）

▼第1試合　ウェルター級　3分3R
翔平（尚武会）
vs
誠（レンジャージム）