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【Krush】山本優弥が引退式、14年の現役生活に幕

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2016/04/11(月)UP

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10カウントゴングを聞く山本。14年間の現役生活にピリオドを打ち、今後は指導者としての道を歩む

 4月10日(日)東京・後楽園ホールで開催された『Krush.65』にて、山本優弥(Booch Beat)の引退セレモニーが行われた。

ガウンを着て試合コスチュームでリングイン

 山本は2001年9月、17歳で全日本キックボクシング連盟においてプロデビュー。その後、全日本キック第23代ウェルター級王座戴冠を始め、『K-1 WORLD MAX』では2009年と2011年の日本トーナメントで準優勝、2009年には同世界トーナメントにも進出し、世界第3位の戦績を残すなど、中量級戦線を大いに盛り上げてきた。

K-1でともに戦った城戸康裕(左)から花束が贈られた

 しかし、首の負傷でドクターストップがかかり、約14年半にわたる現役生活にピリオドを打つことを決意。今大会で引退セレモニーが行われた。

 関係者や拳を交えた選手から花束や記念品が贈呈され、山本はマイクを持っての挨拶。

全日本キック、K-1、Krushと常に戦場をともにした佐藤嘉洋(左)

「このリングは血のにじむような努力をして、試合をするために上がるリングです。試合も出来ないくせにここからものを言うことを許してください。僕は試合前は緊張しないように、いつも何も考えないようにしていました。でも相手が目の前に立つと凄く怖かったです。

 僕の好きなことを14年間も続けてこれたのは今でも不思議で仕方ありません。僕を見に来てくれる人がいなければ試合をしても意味がない。僕は何も出来ない。でもここに上げてもらうことが出来るように先生に教育していただけました。

 命を懸けて戦ってきたけれど、身体がダメになりました。生きてこのリングを降りることを嬉しく思いますし、命を懸けて戦ったので生きて降りるのは恥ずかしい気持ちもあります。

 僕は指導者になりたかったんです。心のある強い人間を育てていきたいと思います。リングを降りて引退しても仲良くしてもらえれば嬉しく思います。2016年4月10日、山本優弥はここで引退します。ありがとうございました」

 挨拶の途中で声を詰まらせる場面もあったが、最後は笑顔でファンに別れを告げた山本。10カウントゴングを聞き、現役生活にピリオドを打った。生涯戦績は63戦34勝(12KO)28敗1分。

※この大会の試合レポートはこちら

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