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【K-1】武尊が6月連戦を希望「次は秒殺」

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2016/04/25(月)UP

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試合レポートと同時にアップする速報動画では、KOシーンはスーパースロー再生。

笑顔で前日の試合を振り返る武尊。6月24日の次回大会も出場が濃厚だ

 4月24日(日)東京・国立代々木競技場第二体育館で開催された『K-1 WORLD GP 2016 IN JAPAN~-60kg日本代表決定トーナメント~』の一夜明け会見が、25日(月)都内にて行われた。

 元プロムエタイ協会スーパーフライ級王者ヨーセンチャイ・ソー.ソーピット(タイ)に3R48秒、KO勝ちしたK-1 WORLD GP -55kg王者・武尊(K-1ジム・チームドラゴン)が出席し、「僕が戦いたかったタイ人との試合を組んでもらえて楽しかったです。楽しく戦えました」と笑顔で前日の試合を振り返った。

 試合前には新必殺技の投入を予告していたが、「ムエタイの強さを知っているので、あまりチャレンジする動きが出来なかった。警戒していた相手の攻撃があったので、もっと出したかったけれど完成されていない技を出すのは怖かったです。でもシャイニングウィザードを含めて2~3個は出ました」と、不完全ながらもその片鱗は見せていたという。

 プロレスラー武藤敬司の得意技シャイニングウィザードは、オリジナルでは片ヒザ立ちした相手の脚を踏み台にして飛びヒザ蹴りを放つが、武尊の場合はジャンプして片方のヒザで蹴るふりをしてもう片方のヒザを当てるという「K-1用にアレンジした」(武尊)技だ。

 対戦したヨーセンチャイについては、「スネが硬かったのと、ヒザ蹴りは腕ガードしていたんですが今ヒジを曲げると痛い。それと初めてミドルやヒザの強さを感じました。蹴りが強いのは分かっていましたが、パンチが意外と硬くて痛かったです。左目が赤くなっているんですが、2回くらいクラッときました」と、ラクな相手ではなかったと印象を語る。

「僕自身はムエタイの研究・対策をやってきたので、作戦で言うとローとボディブローで相手に蹴らせないようにしていました。ボディを効かせれば(動きや威力が)落ちてくるし、蹴りの対策として向こうが嫌がる攻撃をしたのがバッチリはまりましたね。動きを封じることが出来ました」と勝因を明かした。

 また、「ムエタイの強い選手は多いと思うので、K-1にチャレンジしたいと思っている選手がいたら来て欲しい」と、さらなるムエタイの強敵との対戦を望んだ。

 会見の冒頭では、前田憲作K-1プロデューサーより「武尊選手には次回の6月24日大会も出てもらいたい」との話があり、武尊自身も「僕は試合が大好きなのでいつでもしたい。僕も出たいです。昨日の試合は僕がやりたい選手をリクエストさせてもらったので、今度はファンが見たい選手、K-1がやらせたい選手がいればその選手と組んでもらいたい」と連戦を承諾。

 そして、「今年の目標は全試合KO勝ちと秒殺することなので、次は秒殺したい」と、試合開始1分以内でKO決着をつけたいと言い放った。

※武尊vsヨーセンチャイの写真&レポートはこちら

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