【K-1】城戸康裕、王者グレゴリアン戦は年末に

2016/04/25（月）UP
（最終更新：2016/04/25 17:09）

eFightの試合動画 試合レポートと同時にアップする速報動画では、KOシーンはスーパースロー再生。

　4月24日（日）東京・国立代々木競技場第二体育館で開催された『K-1 WORLD GP 2016 IN JAPAN～-60kg日本代表決定トーナメント～』の一夜明け会見が、25日（月）都内にて行われた。

　次回6月24日（金）東京・国立代々木競技場第二体育館で開催される『K-1 WORLD GP 2016 IN JAPAN ～-65kg世界最強決定トーナメント～』への参戦が正式発表された、K-1 WORLD MAX 2008日本代表決定トーナメント王者・城戸康裕（谷山ジム）が出席。

　新生K-1初参戦へ向けての意気込みを語るはずだったが、「参戦が決まってウチのお母さんも喜んでいます」との挨拶に続いて出てきた言葉は「70kgの外国人は本当に強い。レベルが高い。だから僕（の相手）は弱いヤツがいいです」といきなり弱気な発言。

「若い時と違ってもう身体が動かないので。強い相手とはたくさん戦ってきたのでもう嫌です。特に今は若いヤツが強いのでやめていただきたい。城戸を長く使いたいなら、お前は誰だっていうアジアのヤツとか、同じ脂が乗っているのでもお腹に脂が乗っている選手をお願いします。K-1さんに城戸を長く使ってもらいましょう」と、弱い対戦相手を要求。

　昨年7月の王座決定トーナメントにて全試合KOで優勝、K-1 WORLD GP -70kg王者となったマラット・グレゴリアン（アルメニア）との対戦については「いきなりはないでしょう」と首を横に振った。

　公開記者会見に参加しているファンから「見たい！」との声が飛ぶと、「じゃあ、やります。いいですよ。でも2回目はなくなりますよ」と、グレゴリアンと戦ったらキック人生が終わると言ってファンを笑わせた。

　さらには「なるべく引き伸ばしゴリアンで。早ゴリアンはやめましょう。6月のゴリアンは強いらしいので」と笑いをとったが、「やるなら年末ゴリアンで」と年末にならやってもいいと話した。

　また、「昔のK-1の時からボケていたがかなり（映像が）カットされていた。でも新生K-1は城戸を受け入れてくれる。お客さんも凄い笑ってくれるし、スタッフさんも受け入れてくれるので嬉しい。昔はそういうレスポンスがなかったし、魔裟斗さんに怯えながら喋っていました。魔裟斗さんに“そういうのはいらねえんだよ”と言われたら“そうですよね”と言うしかないので。いまや大御所の位置にいるのでやりたい放題です」と、自由な環境を喜んでいた。

　同席した前田憲作K-1プロデューサーは、「待望の参戦になります。なかなか世界の壁を打ち破れない70kgですが、城戸選手が加わることで日本人の層が厚くなると思います」と城戸の活躍に期待を寄せ、対戦相手については「昨日も70kgの日本人対決を2試合組んだので（秋元和也と山崎陽一が勝利）、その結果も含めて協議していきたい」とした。

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