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【UFC】レスナー1試合限定で復帰、対戦相手はハントに決定

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2016/06/07(火)UP

UFC200で対戦が決定したマーク・ハント(左)とブロック・レスナー(右) (レスナーの写真:(C)NAOKI FUKUDA)

 UFCの200回記念ビッグマッチにふさわしい対戦カードが実現する。

 7月9日(土・現地時間)ラスベガスで開催されるUFCの200回記念大会『UFC 200』に、アメリカのプロレス団体『WWE』で活躍する元UFCヘビー級王者ブロック・レスナー(アメリカ)の1試合限定での出場が正式に決定した。

 さらに対戦相手はK-1やPRIDEでも活躍した”スーパーサモアン”ことマーク・ハント(ニュージーランド)に決まったことも発表された。

 現在UFCヘビー級8位の位置に付けるハントは、2001年にK-1 WORLD GPを制した剛腕を引っさげ、2004年にPRIDEでMMA(総合格闘技)デビュー。初戦は吉田秀彦に一本負けを喫したが、その後はヴァンダレイ・シウバ、ミルコ・クロコップら強豪を下し、MMAの舞台でも進化を遂げた。

 2010年にUFCデビューを飾ると、ロイ・ネルソンやフランク・ミアといったヘビー級トップファイターからKO勝利を収め、現在までに12戦7勝4敗1分の戦績を残す。名勝負製造機との呼び声も高く、2013年12月の『UFC Fight Night』で行われたアントニオ・シウバとの一戦はまさに激闘。5Rにわたり両者流血の壮絶な殴り合いを繰り広げ、ドロー決着となった。

 そんなハントを相手に2011年のUFC引退以来、約5年ぶりの試合を行うレスナー。レスリング仕込みの力強いタックルと上からのコントロール技術、その巨体から繰り出す強烈なパウンドを武器に、2008年にはMMA転向からわずか4戦目、UFC参戦からわずか3戦目にして、UFCヘビー級王者に上り詰めた。

 その後、2度の王座防衛に成功するも2010年10月の『UFC 121』でケイン・ヴェラスケスにTKO負けし、王座陥落。復帰戦でもアリスター・オーフレイムにTKO負けを喫し、試合後にUFC引退を表明。持病の悪化が大きな理由であったことも明かしている。

 UFC復帰が決まったレスナーは6月6日(月・同)に出演したテレビ番組で「しっかり戦えると思う。ハントを相手にグラウンドを取れれば勝負ありだ」と話しており、自信をのぞかせる。

 熾烈なUFCヘビー級戦線を生き残ってきた42歳の現役UFC戦士ハントと、長らくMMAの舞台から遠ざかっていた38歳の元UFC王者レスナーの一戦。好勝負に期待がかかる。

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