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【レベルス】王者・工藤政英、必殺ボディブローが進化「腹を鍛えても意味が無い」

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2016/07/28(木)UP

力強いパンチをミットに打ち込むREBELS55kg級王者・工藤政英

 8月7日(日)東京・大田区総合体育館で開催の『REBELS.45』に出場するREBELS55kg級王者・工藤政英(新宿レフティー)が、7月27日(水)都内所属ジムにて公開練習を行った。工藤はWBCムエタイ・インターナショナル・スーパーバンタム級王者・宮元啓介(橋本道場)との王者対決に挑む。

 昨年11月に第2代REBELS55kg級王座に就いた工藤。ここ最近の2試合では、いずれも得意のボディブローでダウンを奪って勝利するなど波に乗っている。

 この日の公開練習では2分間のミット打ちを披露。気合いの入った表情で力強いパンチから鋭いミドル&ローキックをミットに叩き込み、仕上がりの良さをうかがわせた。

 今回対戦する宮元について、以前から対戦を待ち望んでいた相手だという工藤。「前から好きな選手で、昔はよく動画を見て、打撃やディフェンスのやり方をお手本にしていました」と思い入れを口にするが、「だからこそ、対策はばっちりです」とニヤリ。

 宮元が持ち味とする空手仕込みの多彩な蹴り技については「特にハイキックに気を付けたいですね。距離の無いところからでも打てるし、パンチの打ち終わりに合わせるのも上手いので」と警戒を強めた。

 5月に行われた対戦発表会見では、宮元からボディブローは効かないと断言された工藤だが、「ボディブローだけは絶対的な自身があるので。いくら腹を鍛えても意味が無いです」と譲らない。「破壊力が増すように、打ち方は自分なりにかなり研究しています。まだ改良途中なので、これからもっと強くなりますよ」と、伝家の宝刀の進化に自信を見せる。

 しかし、一方では「ボディーばかり狙っていると、対策を練られてしまうので。今回はボディだけではなく、違う技でも倒せるように練習しています」と、秘策があることも匂わせた。

 王者対決に闘志を燃やす工藤。勝負を決めるのは、意地のボディブローか、それとも新たな秘策か。

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