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【ムエマラソン】初防衛戦に臨むカイトを挑戦者が挑発「経験が違う」

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2016/07/28(木)UP

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本場タイで獲得した王座の初防衛戦を日本で行うカイト(左)。挑戦者のトゥカタ―ペット(右)は王座奪取に自信満々

 7月29日(金)東京・ディファ有明にて開催される『TOYOTA Hilux Revo Superchamp in Japan』。同大会は1995年からタイのTOYOTAが冠スポンサーとなって開催されている賞金トーナメントをメインとした大会で、通称ムエマラソン。タイ人や外国人の強豪選手が多数出場することで知られており、今回日本で初開催される。その公開計量&前日記者会見が、28日(木)同会場にて13:00より行われた。

 プロムエタイ協会フライ級タイトルマッチで、カイト・ウォーワンチャイ(福田海斗/ウォーワンチャイジム/キング・ムエ)がトゥカタ―ペット・ソー.ギヤットニワット(タイ)を挑戦者に迎えて初防衛戦を行う。

カイトの隣はムエタイのビッグプロモーションであるペッティンディープロモーションのヴィラット氏

 カイトはタイを主戦場とする高校生ファイターで、昨年12月8日のルンピニースタジアム創立記念興行にてタイ人以外では史上初のプロムエタイ協会王者となる快挙を達成。さらに、ムエタイの二大殿堂ルンピニースタジアムではフライ級3位、ラジャダムナンスタジアムではフライ級1位にランキングされた。タイ人の層が厚くレベルも高い軽量級において、外国人選手がトップランカーになったのは史上初の快挙だ。

 また、昨年11月には現役ラジャダムナンスタジアム王者を破るなど、その実力はムエタイの本場タイでも認められている。

 カイトは「せっかく獲ったベルトなので、防衛して僕の腰に戻したい。自分がチャンピオンです」と、王座は渡さないとコメント。

 対するトゥカタ―ペットは、「準備は十分にしてきたので気楽なもん。余裕を持って戦うつもりだ。カイトと俺では経験が違う。俺の方が経験があるので勝つ。自信はある」と豪語。

 カイトが「いつも通り、タイでやっている試合と同じ戦い方で勝ちます。自分には首相撲しかないので首相撲からのヒザ蹴り、テンカオ(相手をつかまずに蹴るヒザ蹴り)で蹴り勝ちます」と言えば、トゥカタ―ペットは「俺はムエマッド(ファイタータイプ)だから、パンチとヒジ打ちで勝負するよ。カイトの試合映像は見て準備してきたし、勝つ自信もある」と、カイトから王座を奪う気満々だった。

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