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【パンクラス】徳留「決まったら倒すのみ」久米「絶対に獲りたい」

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2016/08/10(水)UP

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パンクラス・ライト級王座を争う王者・徳留(左)と挑戦者・久米(右)。中央は廣瀬コミッショナー

 9月11日(日)東京・ディファ有明で開催される『PANCRASE 280』にて、キング・オブ・パンクラス・ライト級タイトルマッチを争う王者・徳留一樹(パラエストラ八王子)と挑戦者・同級4位の久米鷹介(ALIVE)が、8月10日(水)都内にて調印式を行った。

 徳留は2013年からUFCに参戦、昨年3月にパンクラス復帰を果たし、11月にはDEEPライト級王者・北岡悟を得意の打撃でKOして第6代パンクラス・ライト級王座に就いた。4連勝で今回の初防衛戦に臨む。

 対する久米は2012年から韓国MMA団体『ROAD FC』を主戦場に活躍していたが、昨年4月に約3年ぶりにパンクラス復帰。その後は約1年間、怪我により戦線離脱を余儀なくされていたが、今年4月の復帰戦でランカーの石川英司を相手に力強い組み技の攻防を繰り広げた末に判定勝ちを収め、復活を遂げた。

 実は両者、2014年1月頃に約1週間、一緒に練習をしていた時期があった。同年3月にUFCでナム・ウィチョルとの対戦を控えていた徳留が、ウィチョルと2度対戦経験のある久米の元へ出稽古に訪れていたのだ。

 徳留は「話をもらう前は、お世話になった久米選手と戦うのは嫌だなという気持ちがあったんですが、決まったからにはやるしかない。試合が決まったら自分の仕事だから感情は別。決まったら倒すのみ」と、プロに徹するとコメント。

 久米も「連勝していて強い選手を倒しているし、練習で肌を合わせて強さを知っているつもりですが、今はそれ以上に強くなっている。そういう強いチャンピオンに挑戦できるのは光栄です」とリスペクトしつつ、「ベルトを1度も獲ったことがないので絶対に獲りたいとの想いが強い」と徳留を破り王座に就きたいと意気込んだ。

 また、徳留はリオ五輪に出場しているウエイトリフティングの中山陽介と親交があり、「友だちのつながりで意気投合して仲良くなりました。練習方法を話し合ったりします。友だちが大舞台で活躍しているのを見て、負けていられないって気持ちがあります」と、刺激を受けたと語った。

●編集部オススメ記事
・徳留が北岡からKO勝利で新王者に輝く、UFC再出撃をアピール
・久米が復帰戦でランカー石川を破る

 

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