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【巌流島】各武術家がKO宣言、菊野は「今の僕は人間凶器」

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2016/10/20(木)UP

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テコンドーのウンピョ(左)と向かい合う沖縄拳法空手の菊野(右)

 10月21日(金)東京・国立代々木競技場第2体育館で開催される『巌流島 全アジア武術選手権大会 2016 in TOKYO』の前日会見が、20日(木)都内にて行われた。会見には出場全選手が出席、明日の試合への意気込みを語った。

 今大会はアジアの様々な武術(格闘技)をバックボーンに持つ選手たちが、巌流島ルールで選手個人はもとよりバックボーンとなる武術の強さをトーナメントで競い合う。各選手にどんな技で相手をKOしたいか聞いてきた。

カンフートーアのアリ(左)とムエタイのクンタップ(右)

 ムエタイのクンタップ・チャンロイチャイ(タイ)は「蹴りで倒したい。あとはヒザとかパンチ」、テコンドーのハ・ウンピョ(韓国)は「テコンドー特有のパワーある蹴りでKO」、中国武術・散打の張文勝(中国)は「散打で一番強力な技であるサイドキックでKOします」と、それぞれ蹴りをあげる。

 ハンド・トゥ・ハンドのイゴール・ペルミン(ロシア)は「特にどれという技ではなく、皆さんに喜んでもらえるKOを見せるために前へ、前へと出て戦うのみ」と静かに答え、モンゴル相撲のアマラー・フーヘンハー(モンゴル)は「芸術性があり、レベルの高いパンチとキックで倒したい」という。

なぜか道衣で登場したモンゴル相撲のアマラー(左)とハンド・トゥ・ハンドのイゴール(右)。イゴールは空道アジア王者でもある

 カンフートーアのアリ・マルバクティアリ(イラン)は「カンフートーアはパンチとキックのコンビネーションが特徴なので、それを使って頭部を狙ってKOする」とした。

 そんな中、柔道の小見川道大(日本)は「柔道で得意だった巴投げからのパウンドでKOしたい」と、柔道での得意技から打撃へのコンビネーションを使うと宣言。沖縄拳法空手の菊野克紀(日本)は「今の僕は触れれば倒れる威力を持っているので“全身凶器”で倒します」と言い放った。

巴投げからのパウンドを予告した小見川(右)と中国武術・散打の張(左)

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