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【UFC】マクレガー、フェザー級王座返上を認めず「まだ俺の家にあるからな」

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2016/12/09(金)UP

UFCが発表したフェザー級王座の返上について、認めていないと主張するマクレガー

 11月26日(土・現地時間)UFCから発表されたコナー・マクレガー(アイルランド)のフェザー級王座の返上。これにより、フェザー級暫定王者であったジョゼ・アルド(ブラジル)が正規王座に就くことになったが、マクレガー本人はこれを認めていないようだ。

 米メディアの報道によると、12月2日(金・同)にアイルランドで行われたイベントに出席したマクレガーは、「UFCが俺のベルトを剥奪しようとしているが、そんな訳にはいかねえよ。まだ俺の家に置いてあるからな」と、UFCの発表は事実ではないと否定。

「俺はまだ2階級の王者だ。誰かが奪いに来ないといけないだろ。いろいろとネットの記事を読んだが、あのベルトはまだ消えてない。俺の家に2本ともしっかり保管してある」と、自身がまだ2階級同時王者であると主張した。

 昨年12月のUFCフェザー級王座統一戦で、当時、暫定王者であったマクレガーは正規王者アルドをわずか13秒でKOして王座統一に成功。今年11月12日のライト級タイトルマッチでエディ・アルバレスに初回KO勝ちして王座を奪取、UFC史上初となる2階級同時制覇を達成している。

11月のライト級タイトルマッチに勝利して2階級同時制覇を達成したマクレガー。2本のベルトを誇らしげに掲げた

 しかし、過去にUFCのデイナ・ホワイト代表が「2本のベルトを同時に持つことは出来ない」と発言していたにもかかわらず、マクレガーがフェザー級のベルトを保持したままライト級王座に挑戦したことについて批判の声も上がっていた。特にアルドはかつて2階級同時制覇を口にした際に、UFCから保持しているベルトの返上を求められたと明かし、怒りを露にしていた。

 今回のフェザー級王座返上の件に関して、UFCはあくまでマクレガーが自発的に行ったこととしているが、マクレガーは「エディはまだ気絶してるだろ、分かるか? 俺は数週間前に戦ったばかりなんだぞ。あのベルトは俺のものだ。あいつらが『彼からベルトを剥奪したから今度は君が王者だよ』と言ったところで、そんなベルトは偽物だろ」と否定する。

 そして、「ジョゼもKOされた。エディもKOされた。そして、君たちは2階級同時制覇を目の当たりにした。それでいいだろ。俺はUFCのことは大好きだよ。だから馬鹿にするつもりはない。俺が2本のベルトを持っている方がUFCにとってもベストな選択だと思う。本当に奪いたいならネットじゃなくて、力で奪いにこないといけない。キーボードを一生懸命に弾いて奪うもんじゃないだろ」と訴えた。

 なお、12月10日(土・同)に開催される『UFC 206』では、マックス・ホロウェイvsペティスのフェザー級暫定王座決定戦が行われる。

PHOTOS=Zuffa, LLC (c) /GettyImages (c) 

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