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【NIPPON FIGHT】魔裟斗が再び大みそかに戦う理由

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2016/12/12(月)UP

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試合レポートと同時にアップする速報動画では、KOシーンはスーパースロー再生。

 五味と言えば、「大みそかに判定? 駄目だよ、KOじゃなきゃ!」という有名なマイクアピールがある。今回のルールではKO決着のみで勝敗は決し、判定決着は無し。当然、魔裟斗もKOを狙っていくのかとの問いには、「狙って倒すものではないです。タイミングや試合の流れの中でそういうチャンスがくればってことですね。現役の時もKOを狙って戦ったのって数試合しかないんです。あとは流れでチャンスが来たら倒そう、と思っていました」という。

 それでも、「負けたくないという気持ちはもちろんあります。どれだけやれるかは分かりませんが、リングに上がったからには、今はこう言っていますが、きっと昔の闘争心が蘇ると思うので、それを楽しみにしてもらいたいと思います」と語る。

「12月に入ってだいぶ調子が上がってきました。昨年もそうでした。体重が絞れてくると動きも良くなるので。昨年よりは多分調子がいいと思います。昨年は6年ぶりでしたが、昨年やっている分、今年は違います。あと五味選手はKID選手より大きいじゃないですか。逆に言うと大きい分、当てやすいんです。もちろんパワーはあると思いますが、当てやすい。

 見ている人にも面白い試合が出来るかなと思います。五味選手もバチバチ打ち合いましょうと言っているので、出てくると思うので。KOされないように頑張ります(笑)」

「今回のテーマは、37歳の僕が頑張っているのをテレビを通じて、同世代の人たちに何かを感じ取ってもらいたいということです。37歳って社会では中堅クラスじゃないですか。出世している人もいるだろうけれど、多くは下からも上からも挟まれて大変な年代です。そういう人たちに、自分も頑張ろうと思ってもらえることが一番です。

 魔裟斗は今年もおじさんになりながら頑張っているな、よし来年俺も頑張ろうって同い年くらいの人たちが思ってくれることが一番です。そういう風に感じてくれたら嬉しい。そこに意味がある。」

 格闘技ブームに熱狂した世代へ向けて、魔裟斗が発信する最後のメッセージ。夢の対決はどのような結末を迎えるのか。

●編集部オススメ記事
・大みそかに魔裟斗vs五味隆典、夢の対決が実現
・昨年のNIPPON FIGHTでは魔裟斗vs山本KIDが対戦

 

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