2017/01/06（金）UP
（最終更新：2017/01/06 19:23）

eFightの試合動画
試合レポートと同時にアップする速報動画では、KOシーンはスーパースロー再生。

MMAファイターDJ.taikiとの対戦決定に、並々ならぬ意欲を燃やす町田

　2月12日（日）東京・大田区総合体育館で開催される『KNOCK OUT vol.1』の記者会見が、1月6日（金）都内にて行われた。

　WPMF世界スーパーフェザー級王座ほか3本のベルトを保持する町田光（橋本道場）が、MMA（総合格闘技）ファイターのDJ.taiki（パンクラスイズム横浜）を迎え撃つ異色カードが実現。

　町田は居合い抜きの動作を応用した必殺技・居合いパンチを武器とし、レベルスとイノベーション両団体のエースとして活躍。国内スーパーフェザー級のトップ選手として君臨している。1月3日には『巌流島』に初参戦し、インド武術コシティのアディチャ・カトカデから勝利を奪った。

　対するDJは第4代DEEPバンタム級王座に就いたほか、長く国内トップクラスで活躍してきた選手。現在はテイクダウンの強さで勝利を得ることが多いが、元々は鋭い打撃技を武器としており、17勝のうち10勝がKO勝ち。さらに、キックボクシングやシュートボクシングにも参戦しており、キックではNJKFのエース健太を、シュートボクシングでは当時の王者・及川知浩をKO、K-1でも渡辺一久から勝利を奪っている。

　町田は「僕が望んでいるのは普通のキックボクサー同士の試合ではなく、異種格闘技戦なので凄く嬉しい。DJ選手ということでワクワクしました。間違いなく何かが起こるカードだと思います」と、対戦決定に喜びを隠せない。

　アメリカで練習中のため会見を欠席したDJが、「なぜMMAファイターである自分が今回のオファーを受けたか。国内のMMA団体からなぜかオファーが来ないからです。俺には居合いパンチは出せないと思います」とメッセージを寄せると、町田は「彼の頭の中に居合いパンチという単語が入った時点で僕の術中にハマっている。もう僕のペースだと思う」とニヤリ。