
悲願のベルト獲得を目指す渡辺(左)と、すでにWMC日本ライト級王座を獲得している内堀(右)が王座決定戦
J-NETWORK旗揚げ興行から20周年のアニバーサリーイヤー第一弾となる2月25日(土)東京・後楽園ホールにて開催される『J-KICK 2017~J-NETWORK 20th Anniversary~1st』の追加対戦カードが発表された。
J-NETWORKライト級王者・前口太尊(PHOENIX)が諸事情によりベルトを返上。これにより、同級次期王者挑戦者決定トーナメントを勝ち上がっている同級3位・内堀裕斗(UNDER GROUND)と同級4位・渡辺理想(極真会館)が行う予定だった同トーナメント決勝戦を王座決定戦として行うことが決定した。
内堀は2015年2月にJ-NETWORK興行でデビューし、キャリアの半分以上をJ-NETで積んでいる22歳。8月から開催された同トーナメント1回戦で、加藤渉(JTジム)を1RでKOして決勝戦進出を決めた。さらに12月の『BOM』では、WMC日本ライト級タイトルマッチで翔・センチャイジムに挑戦し、キャリアで大きく上回る翔を判定3-0で下してデビューから12戦目にしてWMC日本ライト級王座を手にしている。
対する渡辺は極真空手仕込みの足技を武器とし、今年10月にJ-NET初参戦、MAランカーのMO刃KIを3Rに左ローキックでTKOに下した。12月25日に行われた『J-NEXUS 2016~DAY~』では小磯哲史と同トーナメント1回戦で再戦。リベンジに燃える小磯をフルマークの判定で下し、自身初のベルト獲得まであと一歩となった。
勢いに乗る内堀が二冠王となるのか、それとも渡辺が悲願のベルトを手にするのか。

木村(左)が2度目の防衛戦で、一度敗れている武来安(右)を挑戦者に迎え撃つ
また、J-NETWORKライトヘビー級王者・木村秀和(HALEO TOP TEAM)が因縁の相手・武来安(ぶらいあん/上州松井ジム)を迎え2度目の防衛戦を行うことが決定。
両者は2015年12月に対戦し、J-NET初参戦だった武来安が王者・木村を判定2-0で破っている。武来安は昨年12月に次期王者挑戦者決定トーナメントの決勝戦を制し、今回のチャンスを得た。
試合後のリングには木村が登壇し、武来安が「次のタイトルマッチに向けて、つらい練習も頑張りたい」と言えば、木村は「一度(武来安に)負けているのでリベンジマッチになりますが、今の王者は僕なので、王者らしくしっかり倒して防衛しします」と宣言している。
これにより、J-NETWORK20周年アニバーサリーイヤー第一弾大会は6大タイトルマッチが行われることとなった。
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【大会・チケット情報】 2・25 J-NETWORK「J-KICK 2017~J-NETWORK 20th Anniversary~1st」2017年2月25日 (土)
主催 |
J-NETWORK |
大会名 |
「J-KICK 2017~J-NETWORK 20th Anniversary~1st」
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開場開始時間 |
開場17:00 開始17:10 ※試合開始時間が変更
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開催場所 |
東京・後楽園ホール |
チケット料金 |
VIP席15,000円(数量限定) SRS席10,000円 RS席7,000円 S席5,000円 ※当日券は1,000円増し
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チケット販売 |
CNプレイガイド |
問合せ先 |
J-NETWORK=℡03-5784-0544 ≫J-NETWORK公式サイト
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対戦カード |
▼第12試合 54kg契約 3分3R ※ヒジ有り 工藤“red”玲央(ファイヤー高田馬場/J-NETWORKスーパーバンタム級8位) vs 清志(NJKF・新興ムエタイジム/NJKFバンタム級9位)
▼第11試合 59kg契約 3分3R ※ヒジ有り 鷲尾亮次(レグルス池袋/J-NETWORKスーパーフェザー級王者) vs シンダムOZGYM(タイ/OZ GYM/元ラジャダムナンスタジアム認定バンタム級王者)
▼第10試合 J-NETWORKフェザー級タイトルマッチ 3分5R 八神剣太(レジェンド横浜/J-NETWORKフェザー級王者、WPMF日本同級王者、RISEフェザー級2位) vs 宮﨑勇樹(MA日本キックボクシング連盟・相模原Sジム/J-NETWORKフェザー級3位/挑戦者)
▼第9試合 J-NETWORKライトヘビー級タイトルマッチ 3分5R 木村秀和(HALEO TOP TEAM/J-NETWORKライトヘビー級王者) vs 武来安(アメリカ/上州松井ジム/同級2位/挑戦者)
▼第8試合 J-NETWORKスーパーバンタム級タイトルマッチ 3分5R 渡辺優太(チューティンムエタイジム/J-NETWORKスーパーバンタム級王者、WMC日本スーパーバンタム級王者、元MA日本スーパーバンタム級王者) vs 伊仙町典久(BLA-FREY/J-NETWORKスーパーバンタム級1位/挑戦者)
▼第7試合 J-NETWORKスーパーフライ級タイトルマッチ 3分5R 若山龍嗣(DRAGON GYM/J-NETWORKスーパーフライ級王者 DBSスーパーフライ級王者) vs 日畑達也(FKD/J-NETWORK同級1位 KOSス-パ-フライ級1位、元GLADIATOR武士道キックフライ級王者/挑戦者)
▼第6試合 J-NETWORKスーパーライト級タイトルマッチ 3分5R 岩﨑悠斗(Ten Clover Gym/J-NETWORKスーパーライト級王者、S-Battleライト級王者) vs 杉本卓也(WSRフェアテックス/J-NETWORKスーパーライト級2位/挑戦者)
▼第5試合 J-NETWORKライト級王座決定戦 3分5R延長1R 内堀裕斗(UNDER GROUND/同級3位、WMC日本ライト級王者) vs 渡辺理想(極真会館/同級4位、RISE同級8位)
▼第4試合 J-NETWORKヘビー級次期王者挑戦者決定トーナメント決勝戦 サバイバルマッチ1 坂本英則(修実館/J-NETWORKヘビー級3位) vs 山中政信(正道会館/J-NETWORKヘビー級6位、RISEヘビー級8位)
▼第3試合 ライト級 3分3R ※ヒジあり 吉田優太(マカコ柔術アカデミー/J-NETWORKスーパーフェザー級5位) vs 宮里康司(TARGET)
▼第2試合 J-NETWORK2016ライト級新人王トーナメント決勝戦 サバイバルマッチ1 ※ヒジなし 冨沢貴人(OOTA DOJO) vs 髙橋優斗(STB JAPAN)
▼第1試合 ライトヘビー級 3分3R 西山鋼(芦原会館西山道場) vs ナンファーCHU(アントジム)
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