2017/01/20（金）UP
（最終更新：2017/01/20 21:59）

eFightの試合動画
試合レポートと同時にアップする速報動画では、KOシーンはスーパースロー再生。

連敗からの脱出を懸け、KENJI（右）との一戦に背水の陣で臨む牧平（左）。

　3月3日（金）東京・後楽園ホールで開催される『Krush.74』の対戦カードが、1月20日（金）都内にて行われた記者会見で発表された。第3代Krush－67kg級王者・牧平圭太（HALEO TOP TEAM）が、KENJI（K-1ジムEBISU小比類巻道場）と対戦する。

　牧平はミドルキックを中心とする蹴り技を得意とし、2014年4月に元K-1ファイターの山本優弥を破って第3代Krush－67kg級王座に就いた。2015年7月にはK-1－70kg初代王座決定トーナメントに挑み、日本人で唯一の準決勝進出を果たしている。しかし、その後は3度目の防衛に失敗して王座を失い、現在4連敗中と後がない状態だ。

「とやかく言える立場ではないので一言。必ず倒して勝ちます」と挨拶した牧平。KENJIのことは「一発があるのでその一発をもらったらいけない」と評し、「出場する選手の中で誰よりも自分が勝ちたい気持ちが強い」と、この一戦に懸ける気持ちを言葉にした。

　対するKENJIは「格闘技人生を終えるうえで絶対に戦いたいヤツが2人いて、その1人が牧平選手です」と、対戦を熱望していたという。「半年前にキックに復帰したんですが、キックから離れている時にテレビで牧平選手の試合を見てファンになったというか、戦い方が好きでした。67kgでやっていたのに70kgでやって、世界上位クラスと蹴り技で戦ったのを見てやってみたいと思っていました。どれだけ自分が出来るか試してみたい。機会があって復帰して、他団体でキャリアを重ねてまたKrushに呼ばれ、この試合を組んでもらえて嬉しい」