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【ベラトール】ジャクソンvsキング・モーが3・31大会メインに決定

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2017/01/22(日)UP

『Bellator 170』の会場でさっそく火花を散らすジャクソン(右)とモー(左)

 3月31日(金・現地時間)に開催される『Bellator 175』のメインイベントとして、元UFCライトヘビー級王者クイントン・“ ランペイジ”・ジャクソン(アメリカ)vs2015年RIZINヘビー級トーナメント覇者キング・モー(同)を行うことが発表された。

 1月21日(土・同)アメリカ・カリフォルニア州で開催された『Bellator 170』の会場で発表された同カード。会場に姿を見せていたジャクソンとモーが対面すると、さっそく火花を散らした。

石井慧(左)を強打で追い込むジャクソン(右)

 ジャクソンはパワー溢れるアグレッシブファイトを持ち味に、かつてPRIDEで活躍した日本でもよく知られるファイター。2007年3月からUFCに参戦すると、同年5月にはライトヘビー級タイトルマッチでチャック・リデルに初回TKO勝ちを収めて王座奪取に成功した実績を持つ。ダン・ヘンダーソン、ヴァンダレイ・シウバ、リョート・マチダら強豪に勝利を収めるなど活躍した。

 しかし、2011年9月にはライトヘビー級タイトルマッチで王者ジョン・ジョーンズに一本負けで王座返り咲きに失敗。その後も2連敗を喫すると、2013年11月からはBellatorに参戦して、いきなり3連勝を収めた。2015年4月に再びUFCで試合を行うが、UFCとの争奪&訴訟合戦の末にBellatorが再びジャクソンを獲得。昨年6月のBellator復帰初戦では石井慧を破っている。

2015年のRIZINヘビー級トーナメント決勝戦では、イリー・プロハースカ(左)を右フック一発で沈め初代王者に輝いたモー(右)

 対するモーは2010年4月にゲガール・ムサシを破ってStrikeforceライトヘビー級王座に就いた実績の持ち主。現在の主戦場であるBellatorでは2013年のライトヘビー級トーナメントを制するなど、トップファイターとして活躍している。また、2015年に出場したRIZINヘビー級世界トーナメントでは優勝。さらに昨年のRIZIN無差別級トーナメントでは欠場となったシウバの代役として大会10日前に急遽出場を発表し、ミルコ・クロコップと対戦したことでも話題となった。

 そんな両者は、2014年5月にBellatorライトヘビー級トーナメント決勝の舞台で一度対戦。前日計量ではジャクソンがモーを突き飛ばすなどヒートアップした両者であったが、試合はジャクソンが判定3-0(ジャッジ三者とも29-28)で勝利を収めた。しかし、試合後も両者は口論を続け、モーが判定に不満の表情を浮かべると、ジャクソンもすぐさま再戦を要求するなど遺恨を残していた。約3年ぶりの再戦で両者は完全決着を目指すことになった。

PHOTOS=Bellator MMA(C) ※1枚目と2枚目 

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