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【ベラトール】“ランペイジ”・ジャクソン、シウバに再戦呼び掛け

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2017/01/30(月)UP

SNS上で火花を散らしているジャクソン(左)とシウバ(右)

 元UFCライトヘビー級王者クイントン・“ ランペイジ”・ジャクソン(アメリカ)が自身のSNSを通じて、宿敵ヴァンダレイ・シウバ(ブラジル)に4度目の対戦を呼び掛けている。

 1月29日(日・現地時間)シウバがインスタグラムに両者の2度目の対決となったPRIDEミドル級タイトルマッチの動画を投稿したことを受けて、ジャクソンも自身のインスタグラムに挑発的なコメントと写真を投稿した。

 これまでに3度拳を交えている両者。初対決は2003年11月のPRIDEミドル級グランプリ決勝戦で、シウバが初回TKO勝ちを収めている。2度目は翌年10月に行われたPRIDEミドル級タイトルマッチで、当時の王者シウバがKO勝ちで、ジャクソンの挑戦を退けた。そして、3度目の対戦は2008年12月の『UFC 92』。ジャクソンはシウバから初回KO勝ちを収め、ようやく雪辱を果たした。

ジャクソンが投稿した写真とコメント(ジャクソンのインスタグラムより)

 ジャクソンはコメントの中で、PRIDEを舞台に行われた両者の2度の対戦を振り返り、いずれもシウバがステロイドの影響下にあったと主張。「俺は今日に至るまで、ステロイドを使っていない」としたうえで、「3度目(の対戦)は、キャンプも上手くいき、試合もワンマッチだった。その夜(の試合)がどうなったかは写真の通りだ」と、UFCの試合で倒れたシウバの上から拳を振り落とそうとする自身の写真を投稿した。

 そして、「ジュース(ステロイドの意)はきっとお前に自信を与えるんだろう。であるならヴァンダレイよ、お前は動画を投稿し続けて俺を求めているようだが…、俺ともう一度戦え。お前がジュースを使ってようがどうでもいい。さあ、どうする?!(アイツは戦わないだろう)」と再戦を呼び掛けた。

シウバが投稿した写真とコメント(シウバのインスタグラムより)

 するとシウバも「お前を蹴散らしてやる!」とのコメントとともに、ジャクソンと睨み合っている写真を再び投稿して応じた。
  
 ジャクソンの「シウバがステロイドを使用していた」との発言は、シウバが2014年に起こした一連の薬物騒動に対して向けられたものと思われる。シウバは2014年5月24日にネバダ州アスレチックコミッションの薬物検査を拒否したため永久追放処分を受けた。その後、永久追放処分ではなく3年間の出場停止処分に変更され、出場停止処分は今年5月に解かれる(処分の効力は2014年5月まで遡るため)。

 アメリカの一部メディアの報道では、約3年ぶりにBellatorで現役復帰を果たした元UFCファイタのチェール・ソネンが、シウバの復帰戦の相手となる可能性が高いという。シウバとソネンはUFC在籍時代に挑発合戦を繰り広げ、2014年7月の『UFC 175』で対戦が決まっていたが、シウバが薬物騒動により同大会を欠場したことで、試合が消滅したという経緯がある。

 一方のジャクソンは、3月31日(金・現地時間)に開催される『Bellator 175』のメインイベントで、2015年RIZINヘビー級トーナメント覇者キング・モーとの対戦が決まっている。果たして、ジャクソンとシウバの4度目の対戦はあるのか。

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