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【K-1】卜部功也、二階級制覇に向けて「今回こそは気合い」

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2017/02/12(日)UP

公開練習で2分間のミット打ちを披露した卜部功也

 2月25日(土) 東京・国立代々木競技場第二体育館にて開催される『K-1 WORLD GP 2017 JAPAN ~初代ライト級王座決定トーナメント~』に出場する初代K-1 WORLD GP スーパー・フェザー級王者&同級世界最強決定トーナメント優勝・卜部功也(KREST)の公開練習が、11日(土)神奈川県内の所属ジムで行われた。

 これまで戦ってきたスーパー・フェザー級から、新設されたライト級に階級を上げ、今回の初代王座決定トーナメント出場に至った卜部。二階級制覇を目指し、1回戦でゲーオ・ウィラサクレックと同門のムエタイ戦士WPMF世界スーパー・ライト級王者ゴンナパー・ウィラサクレック(タイ)と対戦する。

 階級変更後のコンディションについて、「階級を上げてから、疲労が少なくなりましたね。やはり、常にしっかりと食事を摂ってトレーニングできることがプラスになっていると思います」と好調を口にする卜部。2分間のミット打ちで鋭いワンツーや左ストレートを披露し、「(試合まで)残り2週間となり、疲労もたまってきましたが、良い練習ができています」と手応え十分のようだ。

 対戦相手のゴンナパーは、病気欠場のゲーオに代わって急遽決まった昨年9月のK-1デビュー戦で、卜部と同門の山崎秀晃を強烈なローキックで攻め立てて破った強豪。卜部は「毎日、ゴンナパー選手の映像を見て、常に弱点を探すようにしていますね。対戦相手の研究ばかりではなく、自分がどう強くなっていくか、自分に何が足りないか、プラスになることを常に考えるようにしています」と言う。

「だんだん(倒す)イメージはできています。選択肢が多いと迷ったりもするので、選択肢は少ないほうが良いかなと思います。いろいろ戦略を考える中で、2つ3つくらいに絞っていますね」と、ゴンナパー攻略に向けたイメージも描けている様子。

 タイ人選手とも1週間前に一度だけスパーリングを実践。「タイ人独特のリズムやテクニックなどに関して情報がないと怖い部分もあったので、やはり知っておいた方が良いと思いました。1度に集中していろいろ吸収するようにしました」と万全を期している。

 また、実際に手合わせした印象については、「構え方、蹴るタイミング、呼吸は全然違いますね。あとはカウンターの質。ボクシングよりではなく、ムエタイ独特のカウンターの取り方でした」と振り返った。

 昨年9月のスーパー・フェザー級世界最強決定トーナメントの前には、初戦からできるだけダメージを負わないことを重視していたが、「今回はそう上手くいかないと思いますよ」と苦笑い。やはりゴンナパーとの初戦は最大の難関と見ており、「今回こそは気合いですね。気合いで1Rから倒しにいかないと、あとから痛い目見ることになると思います」と、より一層の覚悟を持って戦うことが必要と話す。

 二階級制覇が懸かったトーナメントに挑む卜部。試合に向けて、「良いイメージはできています。普段はけっこうリラックスできていますし、精神的には落ち着いています。いつでも戦えるスイッチは入れられる状態なので、試合当日を楽しみにしていてください」と、自信をみなぎらせている。

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