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【UFC】アルドvsホロウェイ、6・3大会で統一王者決定戦へ

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2017/02/14(火)UP

暫定王者ホロウェイとの統一王者決定戦に臨む現王者アルド (C)NAOKI FUKUDA

 6月3日(土・現地時間)ブラジル・リオデジャネイロにて開催される『UFC 212』で、UFCフェザー級統一王者決定戦を行うことが発表された。現王者ジョゼ・アルド(ブラジル)と暫定王者マックス・ホロウェイ(アメリカ)が同タイトルを争う。
 
 現在30歳のアルドは卓越した柔術テクニックと強打を兼ね備え、2009年11月にWECフェザー級王座を獲得。2度の王座防衛を果たすと、2010年10月にWECがUFCに統合されたことに伴い、当時新設されたUFCフェザー級王座に認定された。

 その後、ケニー・フロリアン、チャド・メンデス、フランク・エドガー、ジョン・チャンソンらを破って、7度の王座防衛に成功。キャリア10年間無敗を貫くなど、名実ともにUFCフェザー級の絶対王者に君臨していたが、2015年12月に迎えた8度目の防衛戦で、コナー・マクレガーに1Rわずか13秒で衝撃的KO負けを喫し、王座から陥落することとなった。

マクレガー(右)の前に、わずか13秒で屈したアルド(左) By courtesy of Zuffa LLC / Getty Images

 しかし、マクレガーのフェザー級王座防衛戦の目処が立たなかったことから、UFCは昨年7月の『UFC 200』でフェザー級暫定王座決定戦を実施。アルドがフランキー・エドガーを下して暫定王座を獲得。王座統一戦を待つこととなったが、正規王者(当時)マクレガーのライト級転向と王座返上により、アルドが王座へと返り咲いた。 

 ただ、この間、アルドはなかなか防衛戦を行おうとしないマクレガーや、マクレガーの二階級同時制覇挑戦を許したUFCに不満を募らせ、引退までほのめかしていたが、その後は考えを軟化させたようで、今回再びUFCの舞台で戦うことが決まった。

長い手足から繰り出す打撃で、アンソニー・ぺティス(右)からTKO勝ちを収めて暫定王座に就いたホロウェイ(左) By courtesy of Zuffa LLC / Getty Images

 その相手となるホロウェイは、ハワイ州オアフ島出身の25歳。長い手足を打撃と寝技の両局面で活かした攻撃を得意としており、カブ・スワンソンやリカルド・ラマスら強豪を下すなど、現在までに怒涛の10連勝を飾っている。昨年12月の『UFC 206』で行われたフェザー級暫定王座決定戦で、元ライト級王者アンソニー・ぺティスにTKO勝ちして暫定王座に就くこととなった。

 初対決となるアルドとホロウェイ。MMA通算戦績はアルドが28戦26勝(14KO・TKO)2敗、ホロウェイが20戦17勝(7KO・TKO)3敗と、ともに大きく勝ち越す両者だが、果たして栄冠を手にするのはどちらか。

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