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【K-1】36歳vs26歳の新旧ヘビー級対決が決定

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2017/02/14(火)UP

4・22大会で対戦が決まったKOICHI(左)とK-Jee(右)

 4月22日(土)東京・国立代々木競技場第二体育館にて開催される『K-1 WORLD GP 2017 JAPAN ~第2代スーパー・バンタム級王座決定トーナメント~』の記者会見が、2月14日(火)都内で行われた。

 追加対戦カードとして、KOICHI(バンゲリングベイ・スピリット)vsK-Jee(=けいじ/K-1ジムFUKUOKA小比類巻道場)のK-1ヘビー級スーパーファイト(ワンマッチ)が決定。両選手が試合に向けて意気込みを述べた。

 KOICHIはこれまでに41戦30勝(16KO)10敗1分の戦績を収める36歳のベテラン。豊富なスタミナとフルラウンドに渡って攻め続けるファイトスタイルを持ち味に、ムエタイルールでは初代M-1ヘビー級と初代WPMF日本ヘビー級の2タイトルを獲得した実績を持つ。昨年9月に新生K-1デビューを果たし、元RISEライトヘビー級&ヘビー級の二階級王者・上原誠との“K-1ヘビー級日本人エース決定戦”に臨むも、判定負けを喫している。

KOICHIについて「穴が少ない」と言うK-Jee

 対するK-Jeeはこれまでに17戦12勝(9KO)5敗の戦績を収める26歳。昨年にスーパー・ウェルター級からヘビー級へと転向すると、減量苦から解放されて本領発揮。12日(日)のBigbang(ビッグバン)大会では、同団体のヘビー級王者・愛鷹亮の剛腕を固いガードで凌ぎ、最後はローキック連打でTKO勝ちを収めている。

 新旧ヘビー級ファイター対決ともいえる一戦。ニコラス・ペタスの教えを受け、あのジェロム・レ・バンナとも2度拳を交えるなど、経験ではリードしている感のあるKOICHIだが、「勢いがすごくある選手なので、しっかりとガードを固めて距離をとっていきたいと思います」と、ヘビー級転向後は無敗を維持するK-Jeeに対して警戒心を強める。 

 一方のK-Jeeは、KOICHIについて「総合的に何でもできる選手で、穴が少ないと思います」と分析。「こうやって大きいチャンスをいただけたので、何が何でも勝って次につなげたいと思います」とベテラン超えに闘志を燃やす。

KOICHIはヘビー級トーナメントが開催されれば、初代王座を狙うと意気込んだ

 そんな両選手が待ち望むのは、やはりヘビー級トーナメントの開催。KOICHIが「開催してい欲しいし、初代ヘビー級王座のベルトは自分が獲ろうと思っているので、それに向けてガンガンいきたいと思います」と言えば、K-Jeeも「僕も同じです」と続く。

 また、9日(木)に発表された新生K-1初のさいたまスーパーアリーナ大会の開催を受けて、モチベーションがいっそう高まっているという。K-Jeeは「ヘビー級の魅力を毎試合ごとに伝えていきたいと思います。単純に大きい男が殴り合う、その楽しさを見せたいです。そして、さいたま(スーパーアリーナ)へとつなげます」と発奮。KOICHIも「観客が一番見たいのはKOだと思うので、チャンスを見つけてスマートに倒しにいきたいと思います」と意気込んだ。

 今後の新生K-1ヘビー級戦線を占う新旧対決。KOICHIが新鋭を跳ね返すのか。それとも、K-Jeeがベテランに引導を渡すのか。

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<決定対戦カード>
▼スーパーファイト K-1ヘビー級 3分3R・延長1R
KOICHI(バンゲリングベイ・スピリット/初代M-1ヘビー級王者、初代WPMF日本ヘビー級王者)
vs
K-Jee(=けいじ/K-1ジムFUKUOKA小比類巻道場)

 

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