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【トピック】所英男らがレミギウス遺族支援チャリティ

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2017/03/02(木)UP

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試合レポートと同時にアップする速報動画では、KOシーンはスーパースロー再生。

所(中央)、勝村(左)が中心となってレミーガ追悼委員会を発足。Tシャツとタオルのチャリティ販売を代行する

 3月2日(木)都内にて、昨年死去した格闘家レミギウス・モリカビュチス(リトアニア)に関する記者会見が行われた。

 レミギウス(通称レミーガ)は1982年8月10日、リトアニア共和国出身。2002年11月、『ZST』に初来日。身長168cm、体重66kgと小柄ながらも類まれな身体能力とパワフルで速い打撃を武器に頭角を現し、すぐに人気者に。2005年1月の『ZST-GP2』トーナメントで優勝を果たし、総合格闘技『HERO’S』に参戦。2006年4月の『K-1 WORLD MAX』では魔裟斗とも戦った。

 2014年に活動を休止し、2017年に復活の意思を固めてトレーニングを再開したが、2016年12月21日、帰宅途中に銃撃を受けて帰らぬ人となった。34歳だった。

所とレミギウスは1勝1敗、タッグマッチでも対戦した

 レミギウスは闘病中の祖母が亡くなる2011年までファイトマネーのほとんどを祖母の治療費に充てながら、2009年に第一子、2012年に第二子、2015年に第三子を授かったが、第四子が生まれる直前に銃弾に倒れた。妻のライモンダさんとは周辺環境によって結婚できず、間もなく婚約という状況だったという。

 ライモンダさんはリトアニアの経済環境もあり仕事につけず、現在はリトアニア格闘技界とファンからの僅かな支援金で生活をしており、先が見えない不安な状況で4人の子育てをしている。今回、ライモンダさんからの相談を受け、かつてレミギウスと拳を交えた所英男、勝村周一朗ら日本の有志が「レミーガ追悼委員会」を結成し、日本の格闘家とファンからの追悼・支援金を集める追悼チャリティTシャツ・タオルの販売を代行。売上げ金をレミギウスの子供たちの養育費として送ることとなった。

魔裟斗(右)ともK-1 WORLD MAXで対戦したレミギウス

 会見に出席した勝村は「私たちはレミーガと戦ったり、リトアニアに行った時は世話になったりした仲だったので、ぜひ役に立ちたいと思い、形に残るものを作って支援できたらいいとこういう企画をしました」と挨拶。現在、公式サイトには2人のメッセージ動画が公開されているが、「戦ったことのあるなしに関わらず格闘家の皆さん、ファンの皆さんからも名乗りをあげて欲しい。レミーガも喜んでくれると思います。たくさんこの輪が広がっていけばいいと思います」と、追悼メッセージ動画への参加を広く呼びかけた。

 所も「レミーガは日本が大好きだったので天国で喜んでくれると思います。Tシャツとタオル、よろしくお願いします」と呼びかけた。

●次ページ:レミギウスとの思い出や秘話を語る所と勝村

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