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【ROAD FC】韓国人女性初のUFC選手ハム・ソヒと契約

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2017/03/07(火)UP

2度目のDEEP JEWELS王座防衛戦の前日計量に臨んだハム・ソヒ(2014年11月)

 3月2日(木・現地時間)UFCで活躍していた韓国・女子MMAのトップファイターであるハム・ソヒ(29=韓国)が、ROAD FCと契約を結んだことが発表された。

 ソヒはキックボクシング仕込みの強力な打撃を武器に、プロデビューからSMACKGIRLやDEEP JEWELSのリングで7年以上も活躍した、日本にも縁の深い選手。また、韓国人女性として初めてUFCと契約するなど、韓国の女子MMA界のパイオニア的存在でもある。通算戦績は24戦16勝8敗。

強烈な打撃を持ち味とするソヒ(左)PHOTO=ROAD FC(C)

 2007年2月にDEEP JEWELSで迎えたMMAプロデビュー戦で、ソヒはいきなり当時の女子ライト級王者・渡辺久江を打撃で圧倒した末に判定で下し、一躍注目を集めることとなった。その後も石岡沙織、長野美香、V.V Mei(ヴィーヴィー・メイ)ら数多くの強豪を撃破。2013年5月にはスギロックを下してDEEP JEWELSフェザー級(-47.6kg=現在のアトム級)の王座を獲得した。

ソヒは2013年5月にDEEP JEWELSフェザー級王座に就いた

 同王座は2度の防衛に成功した後に返上し、2014年12月からUFCに参戦。UFCにはアトム級が制定されていないため、ソヒは本来より1階級上のストロー級(-52.2kg)で試合に出場することとなった。

 デビュー戦で元ISKAムエタイ世界女子フライ級王者ジョアン・コールダウッド(現在女子ストロー級7位)に判定負け。2015年11月の再起戦で初勝利を飾ったが、昨年3月と11月に2連敗を喫してリリース(契約解除)に。今回、母国である韓国のROAD FCと新たに契約を交わすこととなった。

2010年3月にシュートボクシングルールのエキシビションマッチで、RENA(右)と対戦したソヒ(左)

 そのROAD FCは以前から女子部門に力を入れており、3月11日(土・現地時間)には同団体史上初となる女子MMA大会『ROAD FC XX』(XX=ダブル・エックス)を開催する。日本のRIZINともパートナーシップを結んでおり、今後の新たな展開への期待も高まる。

 母国凱旋となるソヒはROAD FCを通じて声明を発表。「私は旅をしていましたが、家に帰ることにしました。本当に嬉しいです。ROAD FCでこれまで以上に努力していくつもりです。愛する人(恋人であるMMAファイターのキム・チャンヒョンのこと)と同じプロモーションで戦えることも喜ばしい限りです」と喜びを伝えた。

契約書を掲げるソヒ(左)とジョン・ムンホンROAD FC代表(右)PHOTO=ROAD FC(C)

 また、契約を決断した理由についても、「ジョン・ムンホン(ROAD FC代表)は他のどのプロモーションよりも良いオファーをかけてくれました。彼は私がファイターとして戦ってきた歳月を本当に理解してくれていると思ったので、オファーを受けることに決めました」と明かしている。
 

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